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富士山が世界遺産に認定され、いよいよ日本も観光大国に?と期待が高まる今日このごろ。日本全国津々浦々、グルメに温泉、史跡に自然と様々な観光素材を擁する日本ですが、外国人に人気のある場所ってあるのでしょうか。日本に住んでいる20人の外国人に、最近母国で観光人気が高まっている都道府県を聞いてみました。

■京都と東京(スペイン/30代前半/男性)

■日本についてあまり知らない人にとって、まず観光したくなるのが東京です。しかし、日本とその歴史について勉強した人に人気なのは京都です(イラン/ 20代後半/女性)

■特にないです、スウェーデン人はやはり東京、京都等にまず行きます(スウェーデン/40代前半/女性)

■京都又は東京は相変わらず人気だと思っています(スウェーデン/30代後半/男性)

「やっぱり」という結果ですが、半数以上が挙げたのが東京都と京都府でした。「日本のことはあまり知らないので、東京」(マリ/30代前半/男性)という意見もあり、とりあえずは首都である東京をおさえておこうといったところでしょうか。また、エキゾチックなイメージの京都の人気は不動のようです。

■以前は全く知られていなかった鳥取県は、フェリーの定期航路が開始されてから、少しだけ人気が高まりました(ロシア/20代後半/女性)

「依然として東京、京都が人気」としつつも、意外な場所がひそかな人気になっていたのがロシア。ロシアといっても広いですから、「日本海沿岸部の都市に限定されるのでは」と思いますが、モスクワやサンクトペテルブルクなどの遠方からも、はるばる鳥取県を目指す人が増えれば何だかうれしいですね。

■新潟。新幹線の切符などとパッケージ商品として宣伝したから(台湾/40代前半/男性)

母国で行われたキャンペーンなどがきっかけで、人気が上がった都道府県もあるようです。台湾人には石川県の加賀谷旅館が大変な人気で、なんと台北市の北投温泉にも加賀谷旅館ができたほど。石川県と新潟県は近いですが、新潟をフィーチャーしたパッケージ商品が売り出されたのは、それと何か関連があるのでしょうか。とはいえ、両県を新幹線で移動するとなるとちょっと無理そうですね。

■母国だけかもしれませんが、長崎です(母国と縁が深いので)(オランダ/30代前半/男性)

17世紀中ごろよりオランダとの貿易が行われていたのが長崎県。鎖国時代にも貿易は続けられ、医師シーボルトも滞在したことがあります。オランダにあるシーボルトゆかりの地ライデンには、シーボルトが働いていた出島にちなんで「デジマ(出島)ストリート」もあります。なるほど、たしかに縁の深さを感じます。

■富士山(ミャンマー/30代前半/女性)

今回の質問は都道府県だったのですが、日本最高峰で世界遺産入りを果たした富士山は、外国人にとっても訪れてみたいところなんでしょうね。ミャンマーには東南アジア最高峰で5,886メートルのカカボラジを始め、4,000メートル級の雪山が連なっており、この国の誇る観光素材のひとつとなっています。そんなミャンマーの人だからこそ、富士山にも行ってみたい!と思うのかもしれません。

ほかに、北海道、大阪、広島、沖縄という回答が見られましたが、かつて日本と言えば「トーキョー」「ゲイシャ」「ハラキーリ」くらいしか知られていなかったことを考えれば、大分いろいろと知ってもらえているのかな、と思いました。

(岩佐史絵)