個性派ファッションの館「新宿マルイ ワン」9月閉館

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 個性派ファッション専門館として新宿3丁目エリアに2009年2月にオープンした「新宿マルイ ワン」が、9月で閉館することがわかった。丸井グループが今後3年間かけて行う大型改装計画の第一弾となり、新宿エリアほか3館は15億円規模の改装を予定。同グループは2009年に新宿6館を再編したが、2012年3月にはファストファッションの館として展開していた「新宿マルイ カレン」の営業を終了している。

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 「新宿マルイ ワン」は、丸井の新宿再編計画の第1弾として、旧「マルイシティ−2」を全面改装してオープン。「クールな東京ファッションカルチャーの発信拠点」をキーワードに、旧マルイヤング新宿で取り扱っていた「ゴシック」「ロリータ」「パンク」等のカテゴリを5〜8階に集積したほか、オープン時は2階に雑誌「FRUiTS(フルーツ)」のリアルショップ「FRUiTS MiX」を誘致した。現在は、「MilK(ミルク)」や「h.NAOTO(エイチ・ナオト) 」、雑誌「KERA」によるセレクトショップ「KERA SHOP ARENA(ケラ・ショップアリーナ)」などが入居。期間限定ショップを定期的に展開しており、12日からスタートした「うたの☆プリンスさまっ♪早乙女学園購買部 in 新宿マルイワン2013夏」の初日には周辺一帯に大行列ができ、入場が制限されるなど人気を得ていた。

 丸井では、既存ターゲットの20〜30代に加えて40〜50代など顧客の年齢層を広げるため、大規模な改装を既存店で順次実施する。2014年3月期は約70億円を改装費にあて、その後2年間も同水準の額を投資する予定。ファッション以外の雑貨類の売場を拡大する計画で、新宿4館もその一環として再編。「新宿マルイ ワン」は客用のエレベーターがないなど以前より使い勝手が悪い等の意見があったため、再編計画を機に閉館に至ったという。