映画『僕は友達が少ない』で初共演する瀬戸康史と北乃きい
 - (C) 2014映画「僕は友達が少ない」製作委員会

写真拡大

 瀬戸康史と北乃きいの初共演で、シリーズ累計発行部数555万部を誇る平坂読原作の人気ライトノベル「僕は友達が少ない」が実写映画化され、2014年新春に公開されることが発表された。本作では原作の世界観はそのままに、実写ならではのリアリティーを追求した完全オリジナルストーリーが繰り広げられる。


 「僕は友達が少ない」は2009年の第1巻発売以降、コミック化やテレビアニメ化など、さまざまなメディアミックス展開で人気を博したライトノベル。友達作りを目的とした「隣人部」に集まった友達がいない少年少女たちの青春を描く。ハーフで金髪、目つきが悪い上に人見知りな主人公・羽瀬川小鷹を瀬戸が、きつい性格と口の悪さで小鷹を振り回す中心人物・三日月夜空を北乃が演じる。


 人生初の金髪で小鷹役に挑んだ瀬戸は、「まず、この堂々としていて切ないタイトルに運命的なものを感じました。なぜなら僕も、友達が少ないからです」と映画化に対する心境を告白。本作にはさまざまな理由で友達が少ないキャラクターが出てくるが、「僕は小鷹を演じる上で、その理由を素直に丁寧に大胆に演じるよう心掛けました。そういった意味でも新感覚な学園コメディーになっていて、お客さんには楽しんでいただけると思います。観終わった後に考えさせられるような、そんな作品です」とアピールした。


 一方、トレードマークの笑顔を封印して、不機嫌なドSキャラを演じる北乃は「台本を読んで、すごくリアリティーがあると感じました。友達が欲しいと思う反面、一人の自分が楽だと逃げがちになってしまうことも。それでも前向きに人と向き合うことが大切なんだと、学生の頃は気付けなかったことをこの作品では描いていると思います」と本作を分析。撮影中は共演者たちと一緒に遊んだり、食事をする機会をたくさん作り、役作りに挑んだと言う。


 そのほかの出演は大谷澪、高月彩良、神定まお、久保田紗友、山田萌々香、栗原類、渡辺大、石原良純ら。監督・脚本は『シャッフル』『監禁探偵』の及川拓郎が務める。


映画『僕は友達が少ない』は2014年新春全国公開