<RBCカナディアン・オープン 事前情報◇24日◇グレンアビーGC(7,253ヤード・パー72)>
 25日(木)、カナダにあるグレンアビーGCを舞台に「RBCカナディアン・オープン」が開幕する。同大会には先週の海外メジャー「全英オープン」で6位タイに入り、日本人初のメジャー2試合連続ベスト10という快挙を達成した松山英樹が参戦。国内男子ツアー「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」に続いて松山と石川遼が同じ舞台に立つことになる。
石川遼にとっての松山英樹「とても大きい存在」
 今季松山が海外で参戦した試合は「ソニー・オープン・イン・ハワイ」「全米オープン」「全英オープン」の3試合。アマチャアとして参戦した「ソニー・オープン・イン・ハワイ」こそ予選落ちに終わっているものの、その後のメジャー2試合は前述したように共にベスト10入りを果たし、10位タイ、6位タイという好成績を残している。
 現在、松山の獲得しているFedexCupポイントは“176pt”でこれはFedexCupランキング165位に相当する。また稼いだ賞金は417,906,82ドルでこれは賞金ランキング136位相当、シード権について制度が移行する今季はFedexCupランキングか賞金ランキングどちらかで125位以内に入ればいいので、賞金ランクに注目すればシード権獲得まであと一歩のところまで来ている。
 一方で米ツアー本格参戦初年度の石川は19試合に参戦して予選通過は10試合、ベスト10はわずかに1回と苦戦が続いている。ランキングではFedexCupランキングで153位、賞金ランキングは149位となっている。FedexCupランキングこそ松山よりも上位ではあるが賞金ランキングについては136位相当の賞金を稼いでいる松山が上位。来季シード獲得を目指す上では松山の方が優位にいるといえる。
 またこれから「ブリヂストン招待」や「全米プロゴルフ選手権」などビッグトーナメントへの参戦を控える松山に対して、石川はその裏開催となるトーナメントへの参戦になる。特に予選落ちのない「ブリヂストン招待」ではFedexCupポイント・賞金ともに大きく稼げる可能性が高いだけに、その面でも松山が有利であることは間違いない。現状、来季のシード権獲得に近い位置にいるのは「ツアーカード」を持つ石川ではなく、「ノンメンバー」の松山なのだ。
 今週の「RBCカナディアン・オープン」で再び同じ舞台で戦う松山と石川。現在位置には大きな違いがある2人だが、目指すものが来季のシード権獲得であり、米ツアーの初優勝であることは変わらない。互いに刺激しあって上位進出を果たすのか、それとも先の「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」のような結果となるのか、プロとして2度目の対決に注目だ。
 
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