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財務省は24日、2013年上半期分(1〜6月)の貿易統計(速報、通関ベース)を発表した。それによると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4兆8,438億円の赤字となった。上半期としては3年連続の赤字で、赤字額は比較可能な1979年以降、過去最大となる。

輸出額は、前年比4.2%増の33兆9,574億円で、2期ぶりの増加。輸入額は同9.2%増の38兆8,012億円で、7期連続の増加となった。

地域別に見た場合、対米国は、輸出額が前年比11.5%増の6兆2,206億円、輸入額が同6.0%増の3兆2,783億円で、2兆9,423億円の黒字。黒字額は3期連続で増加した。輸出品目では、自動車が同12.1%増、原動機が同21.6%増、自動車の部分品が同10.5%増。輸入品目では、石油製品が同52.9%増、液化石油ガスが同116.7%増となった。

対EUは、輸出額が前年比3.3%減の3兆2,848億円、輸入額が同12.1%増の3兆6,183億円で、3,335億円の赤字。赤字額は過去最大となる。輸出品目では、自動車が同15.0%減、映像機器が同35.1%減、船舶が同32.1%減。輸入品目では、医薬品が同22.2%増、航空機類が同67.2%増、原動機が同27.1%増となった。

対アジアは、輸出額が前年比4.2%増の18兆3,878億円、輸入額が同9.3%増の16兆9,379億円で、1兆4,500億円の黒字。黒字額は5期連続で減少した。輸出品目では、有機化合物が同41.3%増、鉱物性燃料が同27.7%増となったのに対し、金属加工機械は同26.7%減、自動車は同14.8%減。輸入品目では、通信機が同32.8%増、半導体等電子部品が同32.8%増加した。

対中国は、輸出額が前年比0.6減の5兆8,379億円、輸入額が同11.4%増の8兆1,106億円で、2兆2,727億円の赤字。赤字額は過去最大となる。輸出品目では、自動車が同31.1%減、金属加工機械が同36.7%減、映像機器が同37.4%減。輸入品目では、通信機が同40.7%増、衣類・同付属品が同14.8%増、半導体等電子部品が同100.9%増加した。

同省は併せて2013年6月分の貿易統計(速報、通関ベース)を発表。それによると、6月の貿易収支は1,808億円の赤字となった。赤字は12カ月連続。輸出額は前年同月比7.4%増の6兆614億円、輸入額は同11.8%増の6兆2,422億円だった。

地域別に見ると、対米国は、輸出額が前年同月比14.6%増の1兆1,339億円、輸入額が同18.8%増の5,892億円で、5,447億円の黒字。

対EUは、輸出額が前年同月比8.6%増の5,639億円、輸入額が同16.6%増の6,112億円で、473億円の赤字。

対アジアは、輸出額が前年同月比7.4%増の3兆3,300億円、輸入額が同10.0%増の2兆7,627億円で、5,673億円の黒字。

対中国は、輸出額が前年同月比4.8%増の1兆806億円、輸入額が同14.3%増の1兆3,273億円で、2,467億円の赤字。

(御木本千春)