有野課長“借りパク”の思い出、「ゲームセンターCX」映画版会見。

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CSのフジテレビONEおよびフジテレビNEXTで放送中の人気ゲームバラエティー番組「ゲームセンターCX」が映画化され、2014年早春に全国公開されるが、7月22日、都内某所で撮影現場会見が行われた。

600人ほどのエキストラを入れた都内某会場で行われたこの日の会見。気になる映画版のストーリーは、「フジテレビのCS放送でひっそりとスタートした、有野課長(よゐこ・有野晋哉)が懐かしの家庭用TVゲームに挑戦し、収録時間内にゲームを最終面までクリアし、エンディング画面を目指すという内容で人気番組に上り詰めた『ゲームセンターCX』と1986年を舞台に、ゲームを愛する一人の少年ダイスケ(吉井一肇)がクラスメイトのクミコ(平祐奈)に恋心を抱き、クミコに近づくきっかけ作りのため、不良たちに借りパクされたゲームを取り戻すべく、ダイスケが不良たちに立ち向かう――」と明かされた。

しかし、最終的に「ゲームセンターCX」と物語(ドラマ)がどのように絡み、仕上がるのか、多くは謎のまま。未だベールに包まれた内容となっている。

“ドキュメンタリーとドラマの融合”と本作について語る蔵方政俊監督は、「内容について詳しくはお話できないですけれど、世界観が今まで読んだ本とは違うと思います」と脚本を称賛。さらに、「脚本だけではなかなか理解できない部分もありますか?」との質問には、「そういうところも含めて、通常の映画ではあまりやらないとされるようなことも出ている。あまり見たことがない映画ができ上がると思う」と自信を覗かせた。

そこに「プロデューサーの思いつきですよ」と、すかさず突っ込む有野。菅プロデューサーが「想像してみたんですけど、遥かにその想像を超えているような感じなんですよ」と話すと「絶対思いつきですやん」と畳み掛けるように突っ込み、会見現場を笑いに包みこんだ。

さらに有野課長役としての出番に、有野は「課長の日が少ないやん」と少し寂し気。「アニメ化をぜひお願いしたい。アニメにして欲しい」と、映画版の撮影が始まったばかりにも関わらず、さらなる展望も要求した。

映画化企画の発起人でもある菅プロデューサーは「今年ファミコンの30周年ということもあり、我々も番組を10年やっていて、ファミコンとなんとなく合わさってきて、我々は“ゲームウェイズ”みたいなことをね。“ゲームウェイズ”っていうのはキーワードとして(本作に)合っているんです。友達の家でみんなでファミコンをしていた時にジャンプ(週刊少年ジャンプ)があって、ファンタがあってっていう80年代の世界観。それを監督にお願いをしている」と話し、80年代カルチャーが、本作に上手くリンクされていることが語られた。

先日、映画化決定報告の記者会見時に希望していた俳優・堤真一の出演交渉について、有野は「まだ交渉中です。どうやって交渉したらええのか、もう撮影に入っているのに交渉中です」と告白。そして最も共演を熱望していた女優・長澤まさみには「僕はまだ待ってるんですけど……」と引き続きラブコールを送った。

「映画っていうのはどんな80年代でも描き方が出てくるけど、ゲームっていうのはなかなかないなぁと思っていて」と映画について有野が話すと、「いいキーワードがあるんですけど、“借りパク”なんですよ」と菅プロデューサーは一言で本作を言い表した。

「あの頃懐かしいなっていうより、あっ“借りパク”されたなぁ、みたいな」と話す有野に、借りパクされたことがあるかを聞いてみると「相方の濱口(よゐこ)に借りパクされた」と、コンビならではの実体験も明らかに。主演にあたり準備したことを聞かれると、「痩せてくださいとは言われたが、そのままでいいですよと。役者として多くは望んでいないんでしょう」と、有野課長に役作りは不要とされた一方で、実際に4キロの減量をきっちり行ったそうだ。

そして、映画が完成して公開時の、観客動員目標達成時の公約を掲げた。その内容は以下の通り。

「20万人で“ファン感謝 大たこ焼きパーティー開催!」
「50万人で“ファン感謝クルーズ開催!」(船上でもたこ焼きます)
「80万人で“ラスベガスで挑戦収録!」(ラスベガスでもたこ焼きます)

映画「ゲームセンターCX THE MOVIE」は2014年早春、全国ロードショウ。