トヨさん詩集映画の公開日決定、2冊の詩集で200万部のベストセラー。

写真拡大

今年1月に101歳で亡くなった詩人・柴田トヨさんの詩集「くじけないで」が映画化され、劇場公開日が11月16日に決定した。それに先駆け7月27日(土)より、ティザービジュアルのポスターおよびチラシが全国の劇場に設置される。

「くじけないで」は、90歳を過ぎて詩作を始めた柴田トヨさんが書いた処女詩集。詩集としては画期的な168万部を超え、そして続く第二詩集「百歳」も47万部のベストセラーとなった。さらにイギリス、オランダ、スペイン、中国、韓国、台湾などでも翻訳出版が進められ、世界中の人々の共感を呼んでいる。

また、NHKドキュメンタリーなどテレビでも多数取り上げられ、当初のファンであったシルバー層だけではなく、幅広い年代の支持を集めるように。全国で展示も行われるなど、息の長い人気を続けている。

今回の映画化では、2冊の詩集でトヨさんが書いた詩にのせて、詩を書き始めるきっかけとなったエピソード、そして詩集の背景になった家族のドラマなど、明治から平成まで100年の歴史を生き抜いたトヨさんの半生を丁寧に描きだしていく。

出演は主人公・トヨ役に八千草薫。トヨの息子・健一役に武田鉄矢、健一を献身的に支える妻・静子役に伊藤蘭、そして檀れい、芦田愛菜がそれぞれ若かりし頃の“柴田トヨ”を演じ分ける。ほか上地雄輔、ピエール瀧、鈴木瑞穂ら。監督・脚本は「白夜行」洋菓子店コアンドル」「神様のカルテ」などの深川栄洋が務める。

映画「くじけないで」は11月16日全国ロードショー。


☆「くじけないで」ストーリー

トヨは夫に先立たれ、一人暮らしをしている。ひとり息子の健一は若い頃から小説家を夢見て定職に就かない暮らしをしていたが、妻の静子は働きながら献身的に健一を支え、義母であるトヨにも尽くしていた。ある時、トヨは白内障の手術を受けた。幸い手術は成功したものの、気持ちが弱ってしまったような様子のトヨを見て静子は心配する。そんなトヨにむかって健一は突然、詩を書くことをすすめるのだった。

幼い頃からの貧困や奉公、大人になってからもつづいた苦労、夫・貞吉と築いた家庭の幸せ…自分が歩んできた人生を振り返りながら、そして現在の日常のことに目を留めながら、トヨは詩を書き始めた…。