[其ノ二 FX 為替チャート編]豪ドルと南アランドに赤信号点滅中!
高金利・資源国通貨より米ドル/円のほうが成績はよくなる!


豪ドルや南アフリカランドが軟調です。世界的にリスクオンとなれば、新興国通貨や豪ドル、ニュージーランドドルなどが買われやすいはず。しかし、現状は米ドルやユーロのほうが堅調なのです。

左のチャートを見ると、米ドルとユーロは、13週移動平均線にサポートされて、上昇トレンドを維持。

対して、豪ドルと南アランドは26週線を完全に下抜け、大きく下落しました。

豪ドルは、5月の予想外の利下げ、金などコモディティ(商品)関連の軟調、中国の景況感の不透明感が嫌われた格好。また、豪ドル/円は他の通貨に先行してリーマン・ショック前の水準まで上昇していた反動から、下落が早まったといえます。

南アランドは、やはり昨年8月からの鉱山ストライキ再燃による貿易赤字の拡大懸念、金の下落の影響が強く、厳しい状況が続きそうです。

当面はこれらの通貨よりも、米ドルの押し目買いのほうが成績はよくなりそうです。



【今月のテクニカル軍師】
福島 理(TADASHI FUKUSHIMA)
マネックス証券 マーケティング部

テクニカル分析はもちろん、投資家の売買動向まで熟知。国際テクニカルアナリスト連盟・国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)。



この記事は「WEBネットマネー2013年8月号」に掲載されたものです。