[其ノ二 FX用語編]乱高下相場とダブルシナリオ
これまでの急激な円安で「放っておいて儲かった人」も大勢いるでしょう。トレンドが明確なときは、素直でいい投資方法かもしれません。


でも、上がるときがあれば下がるときもある。それが相場であり、FXです。

そして、よくある投資行動(私の実体験でもあります)のひとつに、「上昇トレンドで少しずつ利益が出ていて、?これはチャンス!〞と通常の3倍以上のポジションを持つ」があります。この場合、そこを天井にして下落というのが、これまたよくあるオチ。少しの利益は消し飛び、損失を抱えるというパターンです。

でも、「常に2つのシナリオを持つ」ことによって、この?あるある〞悲劇を避けることができます。為替には「上がる」「下がる」の2つしかありませんが、上昇トレンド時に上がることだけを考えて取引をするから先ほどのパターンに陥るわけです。

そこで、自分が「上がる」と思って取引をする場合も、もし「下がる」ときは何をきっかけに、どこまで下がるか?といった、逆のシナリオを同時に考えるのです。

そうすれば、損切りの設定などができるようになり、結果としてトータルの成績をアップできます。特に乱高下相場では、両方のケースを考えたトレードが必須です。

【今月のキーワード将軍】
川島寛貴(HIROTAKA KAWASHIMA)
みんかぶ

外為投資アドバイザー。FXのSNS(交流サイト)「みんなの外為」を運営し、個人投資家の動向に詳しい。FXビギナー向けセミナーなどで人気。



この記事は「WEBネットマネー2013年8月号」に掲載されたものです。