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日本チェーンストア協会は22日、2013年6月のチェーンストア販売概況を発表した。それによると、6月の全国スーパー売上高は既存店ベースで前年同月比2.7%増(店舗調整後、以下同)の1兆605億円となり、3カ月ぶりに前年を上回った。調査対象は、会員企業57社、8,108店舗。

部門別の売上高を見ると、食料品は前年同月比1.6%増の6,540億円。農産物は、キャベツやじゃがいも、たまねぎが相場安の影響を受けて苦戦したほか、いちごやかんきつ類などが不調だった。畜産品は、和牛、国産牛、豚肉、ハム・ソーセージ、鶏卵は好調だった一方、鶏肉は低調。水産品は、刺身、マグロ、カツオ、うなぎ、タコ、ちりめん、海藻類の売れ行きは良かったものの、塩鮭や魚卵の動きは鈍かった。

衣料品は、後半の気温上昇により夏物を中心に好調に推移し、同2.8%増の1,167億円。ただし、空梅雨の影響でレイン関連は不調だった。住居関連品は、制汗剤、夏物敷パッド、エアコンといった季節関連商品の売れ行きが良く、同5.3%増の2,206億円。このほか、サービスは同8.2%減の29億円、ペット用品などのその他は同5.0%増の661億円となった。

同協会は併せて、2013年上半期(1〜6月度)のチェーンストア販売概況を発表。それによると、2013年上半期の全国スーパー売上高は既存店ベースで前年同期比1.5%減の6兆1,632億円となり、17年連続で減少した。

部門別の売上高については、食料品は前年比1.5%減の3兆8,254億円、衣料品は同4.3%減の6,404億円、住居関連品は同0.7%減の1兆2,799億円、サービスは同7.9%減の189億円となった。

1月は寒さが厳しく、関東地方では大雪となるなど全国的に悪天候が続いたほか、冬物衣料の動きが鈍かったことなどから低調。2月は相場安が影響した農産物が苦戦したほか、冬物・春物衣料の動きも鈍く、さらに2012年は閏年により営業日数が1日多かったこともあり前年を下回った。3月は気温が上昇し、お花見需要の前倒しや春物・初夏物衣料の好調により13カ月ぶりにプラスとなった。

4月は野菜の相場安や例年より気温が低かったことから2カ月ぶりにマイナス、5月も低気温が響き夏物衣料が不調に。6月は気温の急激な上昇や空梅雨による好天候などからプラスとなった。

(御木本千春)