普通の人は自分のアクションの動きだけを記憶するのですが、水嶋さんは敵側の動きも全部頭に入っているようにもみえました。彼は自分がするアクションシーンを頭の中ですでに映像化しているかのようにもみえました。


☆「黒執事」撮影秘話

「黒執事」の撮影は今年4月1日から始まり、北九州、山口、など九州を中心に5月14日までオールロケ撮影を敢行。大ヒットコミックの映画化ということもあり、世界観の再現にはこだわりを見せている。水嶋演じるセバスチャンの燕尾服は特注でデザインされ試行錯誤を繰り返し完成、主人である幻蜂汐璃(げんぽうしおり)(剛力彩芽)のリビングには、豪華なシャンデリアから、アンティークの家具、燭台(しょくだい)、高級食器などがセットされている。

今回3年ぶりに俳優復帰を遂げた水嶋は、自身をシャープに見せる目的から体重を50キロ台に落とすまでの身体作りから、約4か月間に及ぶアクション練習などを経て、アクションシーンを含む過酷な撮影に挑んだ。

セバスチャン・ミカエリスは、知識・教養・品位・料理・武術・容姿、すべてにおいて完全無欠の悪魔の執事。水嶋は、その人間離れした動きを完璧に体現し、現場に訪れた取材陣からも「まさにセバスチャン」と感嘆の声があがっていた。