家計を直撃する「値上げの夏」




「値上げの夏」を乗り切る家計節約術

小麦粉、食用油、マヨネーズなど、毎日の生活に必要なものの値段が高くなってしまうのは、家計のやりくりに頭を悩ませている人にとっては困ることです。また、この時期は子どもの夏休みも重なり、レジャー費や交際費など、いつもより出費が増えがちです。どのようにして「値上げの夏」を乗り切ればよいのか、ポイントをまとめてみました。


「外食代」は予算立てしてお店やメニューを選ぶ


支出の中で削りにくい品目として「食費」が挙げられます。食費といっても、家で食べるための「食材購入費」と「外食代」を一緒にしている家庭もあるでしょう。家計相談を通じて感じるのは、外食の頻度が多い人ほど「食材購入費」と一緒に計上して家計簿にしていることです。外食が多い家庭は「外食代」を別の項目にし、例えば1回の外食につき4人家族4,000円などと「予算立て」をすれば支出の引き締めができます。金額がある程度定まれば、普段お店に入るときに「このお店は子どものメニューが高めだからやめよう」「このお店ならクーポンが使えるからお酒代が安くなり楽しめる」というように、違った視点でチェックできるようになります。


「ついで買い」「まとめ買い」は控えめに


今では多くの地域に専門店や生活用品店、スーパーなどがまとまっているショッピングセンターがあります。また、大量の食材をまとめて買える外国の店舗などもあります。そして、宅配で食材から生活消耗品までを頼めるサービスもあります。いずれも便利ですが、買い物や注文前に予定していなかったものを「ついでに」買ってしまったり、大量に買ったはずなのに、結局は買い物の頻度が高くなってしまい、1ヶ月を通じた支出の割合が多くなったりします。心がけ次第で変えられる習慣なので、「ついで買い」「まとめ買い」に気をつけてみましょう。


レジャー費は「クールシェア」も取り入れて


「家族で外出を」と考えてみても、長い夏休み中は支出が増えるばかりです。ただ、家の中で冷房を使って涼んでいても、電気代がかさんでしまいます。暑い夏に節電をしながら熱中症にならないようにする方法として「クールシェア」があります。「クールシェア」は、環境省がスーパークールビズの一環として掲げている取り組みです。「クールシェアスポット」として掲げている場所や施設、店舗も少しずつ増えていて、図書館や博物館だけでなく、「気温が低く涼しい公園やショッピングセンターなどで涼みましょう」と呼びかけています。外出時には、財布の中身も「予算決め」できるとより良いでしょう。