女子力向上アプリ#28 手のひらに「My水族館」 癒しのお魚アプリ3選

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今年は1000年に1度訪れるとされる「千年猛暑」の夏。暑い日が続いていますが、気分だけでも涼しくなれたらいいですよね。そこで今回は涼しくなりたいときに役立つ、水族館にまつわるアプリをご紹介します。

この魚何だっけ? 水族館デートの後に使える「マイ魚図鑑」

夏のデートやお出かけにぴったりな水族館。巨大な水槽たちに囲まれていると、空気がひんやりとしているだけでなく、目にも涼しくて、快適な時間を過ごせます。そんなリアルの場で使えるのが「ikesu」(iPhone/Android/無料)です。

水槽脇に貼られている魚の説明が記載された板のことを、水族館では「魚名板」と呼んでいますが、その魚名板に取り付けられたQRコードを読み取ると、水槽内の魚の情報をスマホに取り込むことができます。このQRコードの使い方は画期的。

本アプリを利用できる水族館は、期間に応じて変わりますが、以前は「サンシャイン水族館」(東京・池袋)で使うことができました。

使い方は簡単。アプリ起動後にQRコードを読み取って、魚の情報を集めていくことで、自分だけの魚類図鑑が完成します。帰宅後に魚に関する詳しい情報を見返すこともできます。気になった魚の情報を厳選して、追加していくのがおすすめです。

ちなみに本アプリは、リアルな場で利用できるだけではありません。集めた魚をアプリ内で泳ぎ回らせたり、サンゴや岩などのアイテムを自由に配置して、自分専用の水族館を作ることができます。魚を眺めながら癒しの時間を楽しめるアプリです。

水族館の生き物をライブ中継 サンシャイン水族館公式アプリ

サンシャイン水族館(東京・池袋)は、単体の水族館では珍しく公式アプリを出しています。「サンシャイン水族館アプリ」(iPhone/Android/無料)をインストールすれば、いつでもどこでも、水族館の生き物を観察することができます。

備わっているのは「ライブカメラ」「館内ガイド」「スタッフブログ」の3つの機能。ライブカメラでは、館内のアシカやペンギン、クマノミなどをリアルタイムに鑑賞できます。水族館にいなくても、かわいらしい魚や動物たちが、泳いだり動いたりする姿に癒されます。

館内ガイドは、フロアごとに閲覧できたり、コーナーを拡大表示できたりと、使いやすいことが特徴です。スタッフブログでは、水族館の最新情報や館内地図を閲覧できます。サンシャイン水族館を訪れる際には、ぜひ入れておきたいアプリです。

ちなみにサンシャイン水族館では現在、17時以降に入場すると入場料が割引になる「ナイトチケット」(10月30日まで)の販売や、一部の水槽がアクアリウムになる企画(9月1日まで)、ショーやライブなどのステージをビールと一緒に楽しめる「南国ビアガーデン」など、夏の大人向けイベントも開催中です。

美しい海が手のひらに 水中フォトエッセイで贅沢な癒し

最後にご紹介するのは、涼やかさや癒しが欲しい人におすすめの「海中からのメッセージ」(iPhone/無料)。水中フォトエッセイをダウンロードできるアプリです。

本アプリのインストールは無料ですが、フォトエッセイダウンロードは7月22日まで、1冊ごとに85円(本来は170円)となっています。

写真を撮影しているのは、映画『日本列島いきものたちの物語』の水中カメラマンを務めた中村卓哉氏。約5年間『週刊実話』で掲載されたフォトエッセイを収録した他、アプリ化を記念した特典映像付きと内容も豪華に。海好きにはたまりません。

沖縄や伊豆の海を中心とした写真と言葉を見ているだけで、心が安らぐのを感じます。現在1?9話まで販売中です。美しい海を手のひらの中で楽しめるアプリです。

アプリを活用して涼やかな気持ちになったり、水族館めぐりをこれまで以上に満喫したりしてはいかがでしょうか。

池田園子(いけだ・そのこ)フリーランスの企画ライター。86年生まれ。楽天でポータルサイト運営、ITベンチャーでメディア運営を経て独立。主な執筆ジャンルは、恋愛、Web、ガジェット、新しいモノ、働き方、イケメンなど。現在は、J-cast、R25、ITmedia、Impress、ウレぴあ、goo、Googirlなど、10媒体以上に執筆中。著書に「フリーランスで食っていきたい!」がある。ブログ「Sonoko Blog」やTwitterでも発信中。