最終日大逆転で全英初制覇、メジャー5勝目を飾ったミケルソン(Photo by Rob CarrGetty Images)

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<全英オープン 最終日◇21日◇ミュアフィールド(7,192ヤード・パー71)>
 最終18番。約5メートルのバーディパットをねじ込むと勝利を確信したビッグレフティは両手を上げて力強く吠えた。
ミケルソン、同組で回る松山に「彼はすごくいい選手」
 「これまでのキャリアでベストのラウンドだった」。メジャー第3戦「全英オープン」の最終日。曇り空に冷たい風が吹き付ける肌寒いコンディションの中、6バーディ・1ボギーの“66”を叩きだしたフィル・ミケルソン(米国)が大逆転で優勝を飾った。ミケルソンはこれがメジャー5勝目ながら、全英オープンは初勝利。先週のスコティッシュオープンに続くスコットランドで2連勝となった。
 サンデーバックナインに入りめまぐるしく上位の順位が変わる中、トータル2オーバーからスタートしたミケルソンが力強く一歩ずつリーダーズボードを浮上した。2つスコアを伸ばして迎えた10番ではボギーを叩いたものの、13番パー3ではティショットを3メートルにつけてバーディを奪取。続く14番では6メートルをねじ込み連続バーディとした。その後も勢いは止まらず17番ではイーグル逃しのバーディ。そして18番もバーディで締めると、その様子をテレビモニターで見ていた松山英樹も「すげぇ」と感嘆の声をあげた。
 予選ラウンドは松山と同組でラウンド。2日間はショットに苦しんで伸び悩んだものの、「昨日(土曜日)ブッチといい練習ができたんだ。金曜日のショットが悪かったからね」とキッチリ修正して最終日を迎えていた。今大会はドライバーを抜いてウェッジを増やすなどコース攻略へ向けた周到な準備も勝利を後押しした。
 これでミケルソンが手にしていないメジャータイトルはナショナルオープンの全米オープンのみとなった。キャリアグランドスラムへまた一歩近づいた43歳はトレードマークの笑顔をふりまいて愛する家族とスペインで過ごす束の間のバカンスへ旅立った。
【ミケルソンのメジャー優勝歴 通算5勝】
2004年 マスターズ
2005年 全米プロゴルフ選手権
2006年 マスターズ
2010年 マスターズ
2013年 全英オープン

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