予選ラウンドで“勝つチャンス”を引き寄せたタイガー、08年以来のメジャー制覇なるか(Photo by Ross KinnairdR&AR&A via Getty Images)

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<全英オープン 2日目◇19日◇ミュアフィールド(7,192ヤード・パー71)>
 2アンダーの9位タイからスタートしたタイガー・ウッズ(米国)が、苦しみながらもこの日はイーブンにまとめトータル2アンダーの2位タイに浮上。首位に立ったミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)と1打差に「いい位置だね」と満足気な表情を浮かべた。
タイガー、難度増した午後組で2アンダー!メジャー制覇へ9位発進
 「風向きが変わっていたし、昨日とは違って序盤はグリーンにも水分があった。でも、それがどんどん乾いていって最後の5ホールはひどく速かった」と昨日までとはすべてが違うコンディションにさすがの王者も戸惑った。
 序盤からショットをグリーンの手前に集めてセーフティなプレーを続けていたが、8番でボギーを叩くと、11番でもボギー。グリーンが速くなったその後はパーを拾うのがやっとで足踏みを続けたまま終盤に突入した。それでも、難関の最終18番ではセカンドをピン右4メートルにつける会心のショットを見せると、これを沈めてバーディフィニッシュ。スコアこそ伸ばせなかったものの納得の締めくくりにパターを振り上げて大観衆を熱狂させた。
 いよいよ迎える決勝ラウンド。08年以来遠ざかるメジャータイトル制覇に挑むこととなる。ここまでの5年間に何度も優勝争いをしながら15度目のメジャー制覇にあと一歩届かなかったが、決勝ラウンドを迎える心構えはここにいる誰よりもできている。「メジャーを毎回勝てるわけではないけど、自分を優勝に近い位置に持っていくことが大切なんだ。自分で自分に勝つチャンスを与えることが大事。今大会は今のところそれができていると思うよ」。
 まずは明日のムービングサタデー。“勝つチャンス”を自分に与えるべく王者が一歩ずつ歩みを進めていく。

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