南部美人「梅酒ヌーボー」

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和歌山県産の南高梅を日本酒の麹の甘さのみで漬け込み、「日本で最も早い」出荷を実現した糖類無添加「梅酒ヌーボー」が登場した。「今年の青梅」を「今年の新酒」で仕込んだ梅酒だ。明治35年(1902年)創業の南部美人(岩手・二戸市)が製造し、全国の酒販店などで2013年7月19日から販売している。

砂糖を一切使わず、麹由来の甘さのみ

梅酒は通常、アルコール度数の高い焼酎と大量の砂糖で梅を漬け込み、1か月から半年ほどかけて梅の香りや酸味を抽出する。一方「梅酒ヌーボー」は、全麹仕込みの日本酒で仕込み、わずか1週間から2週間でできあがる。砂糖を一切使わず、麹由来の甘さだけで作る糖類無添加のアルコールだ。

同社が開発した日本酒は、一般的な日本酒の5倍の量の麹を使っており、エキス分が豊富なため、短期間で梅の成分を引き出せるという。梅の苦味や渋みが出る前に、梅の香りやさわやかな酸味だけを引き出す技術は、同社と岩手県工業技術センターが共同開発したもので、特許も取得している。

甘すぎず食中酒として飲むことができ、和食はもちろんイタリアンやフレンチとも相性が良いそうだ。

初回受注生産。価格は720ml(ミリリットル)1700円、1800mlは2980円。