毎日働く上でこなしていく仕事の数々。言われるままに業務に邁進していた20代を過ぎ、30歳を超えると自分の働く会社や環境、将来性などが見えてきて、自分はこの会社で『定年』まで働くのか? という難問に頭を悩ませることも多くなるもの。

今回、働く30代独身男性198名にアンケートを実施したところ、なんと6割以上が「今の会社で『定年』まで働くつもりはない」と回答。安心して定年まで働ける会社の条件とは何か、これから“働き盛り”を迎えるリアルな30代独身男性たちの本音をリサーチしました。


■定年まで働かない理由は環境? 収入?


【Q.今の会社で定年まで働きたくない理由はなんですか?】

・もっとやりたい仕事があるから …… 34.4%

・今の会社が定年まであるとは思えないから …… 30.4%

・給料に不満があるから …… 26.4%

・人間関係が辛いから …… 18.4%

・出世できる可能性が低いから …… 10.4%

※上位5種のみ。


人生の中で一番時間を割くことになる勤務時間だけに、一番は「もっとやりたい仕事があるから」との回答に。やはり自分の可能性を広げるやりがいのある仕事を求める気持ちが強いようです。しかし、会社の存続自体を気にする人も30%を超え、給料への不満26%も合わせると相当数が会社自体の行く末を不安視している姿も見えてきます。


■「同じ会社で『定年』まで働く」メリットは安定性と賃金だが、視野が狭くなる不安も?


一方で、彼ら自身の定年までのキャリアを考えるに当たって、「定年まで同じ会社で働く」ことのメリット・デメリットについてはどのように考えているのでしょうか? こちらについても、調査を実施しました。


【Q.同じ会社で『定年』まで働くときのメリット・デメリットはなんだと思いますか?】

《メリット》

・退職金の金額が上がる …… 37.4%

・人間関係が大きく変わらない …… 33.8%

・仕事のスキルを積み上げやすい …… 10.1%

※上位3種のみ。


《デメリット》

・視野が狭くなる …… 31.3%

・ある程度年齢を重ねてから会社が倒産してしまうと転職が厳しい …… 24.2%

・新しい仕事にトライしづらい …… 19.7%

※上位3種のみ。


『定年』まで一つの会社で勤め上げたい人にとっては、安定的な人間関係の中で、高度なスキルを積むことがメリットとして上がっています。しかし、その裏で幅広い経験ができないことの不安もあるようで、もしもの倒産からの転職や、視野が狭くなることへの危機感は強いようです。


終身雇用制度の崩壊が叫ばれて久しい現在、一つの会社で定年まで働き続けるのか、転職を模索するのかは、働き盛りの30代独身男性にとって結婚と並ぶ大きなトピックと言えるでしょう。幅広い経験を求めて他社に飛び出すか、一つの会社でスキルを積み上げるか。これらは人生の大きな選択でベストの回答はありませんが、いつでも情報のアンテナを広げておき、視野を広げる努力をし続けるメリットは大きいのではないでしょうか。自分の現在のキャリアプランを考えることで、「住まい」の環境についても賃貸から持ち家までさまざまな選択肢が広がります。みなさんは、「定年」までのキャリアをどう進んでいこうと考えていますか?


【アンケート対象】

調査時期 : 2013年6月21日〜7月12日

調査対象 : マイナビニュース会員(30代未婚男性)

調査対象数 : 198名

調査方法 : 回答者限定ログイン式アンケート