“特別な舞台”で全英引退を決めたイギリスの英雄ニック・ファルド(Photo by Ian WaltonR&AR&A via Getty Images)

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<全英オープン 事前情報◇17日◇ミュアフィールド(7,192ヤード・パー71)>
 2013年ミュアフィールドを最後に、全英オープンを引退する選手がいる。サー・ニック・ファルド。マスターズ3勝、そしてこの全英オープンでも3勝を挙げているイングランドの英雄ファルドは、今大会を最後に全英オープンから退くことを明言した。

 実はファルドはセントアンドリュースで行われた2010年大会で、全英オープン引退を宣言していた。ところがここにきて心変わりして電撃出場を。ファルドを突き動かしたのはミュアフィールドへの強い思い入れからだった。ファルドの全英オープン過去3度の優勝のうち、2度がこのミュアフィールド(1987年、1992年)。「僕にとってミュアフィールドは特別な場所。2か月前に自宅のジムにいる時に考えたんだ、ミュアフィールドの全英オープンを歩くのはラストチャンスだとね」。
 過去の全英オープン優勝者は60歳まで出場権を持っているが、今年を逃せばミュアフィールドで開催されるのは約10年後。それだけに、思い出の地で最後の全英を飾りたいという気持ちを抑えることはできなかった。大会初日の7月18日はファルドの56回目の誕生日。共に戦ってきたトム・ワトソン(米国)、フレッド・カプルス(米国)というこれ以上ないペアリングに恵まれて、かつての世界ナンバー1が有終の美を飾る。
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