3Dプリントでデザインの可能性を広げるクリエイター集団「マッドスネイル」に注目

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 近年ファッション業界では3Dプリント技術の導入が進んでいるが、その技術を活用しプロダクトを制作するデジタルクリエイター集団「MUDSNAIL(マッドスネイル)」が日本最大の展示会「JFW インターナショナル・ファッション・フェア(JFW-IFF)」に初出展した。「MUDSNAIL」は気鋭ファッションブランドとの関係が深く、「ANREALAGE(アンリアレイジ)」や「keisuke kanda(ケイスケカンダ)」が手がける特殊なコレクションアイテムの制作も手がけている。

アンリアレイジも手がけた3Dプリント技術の画像を拡大

 「MUDSNAIL」は第七創個株式会社から発足したプロダクト内装デザインチームで、ファッションや音楽をはじめ様々な分野で活動。ボタンなどの服飾資材から、シューズ、バッグ、アクセサリー、そして内装やインテリアまで手がけてきた。石膏や金属、樹脂、繊維など様々な素材を使用して、複雑な立体形を創り出すことができる技術が注目を浴び、需要が拡大しているという。

 ファッション分野では、これまでに「ANREALAGE」の「wideshortslimlong」コレクションで使用された特殊サイズのマネキンや、「低解析度=LOW」をテーマにしたシューズ、時の流れを可視化した「TIME」がテーマのインテリア、そして「keisuke kanda」の女子用プラモデルや「洋服でデキた四畳半和室」などを手がけてきた。IFF会場内ではこれらの一部が展示されると共に、3Dプリンターの出力を実演するブースを設置。3Dプリントだからこそ出来る自由度の高い表現が、デザインの可能性を広げている。