五百羅漢制作とコンサートが開かれる

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東日本大震災で犠牲になった身元不明者の遺骨を安置する岩手県陸前高田市の古刹・普門寺で、2013年8月10日から24日まで「石で五百羅漢をつくろう」と題したイベントが開かれる。境内に石彫制作ができる特設会場が用意され、参加者はプロの彫刻家の指導を受けながら「羅漢さま」を彫る。

最終日にはコンサートも

羅漢とは、供養を受けるにふさわしい聖者のことで、災害や飢饉のあと死者の供養のため、五百羅漢像が日本各地で作られてきた。「五百羅漢の中には必ず亡き人に似た羅漢がいる」といわれ、信仰の対象となっている。

制作には、高さ30〜50センチの坑火石というやわらかい石を使い、ボランティア講師の彫刻家が手伝うので子どもでも安心して参加できる。できあがった羅漢は、震災犠牲者慰霊碑に続く道に置かれ、"未来"へのメッセージとする。

最終日の24日には、命を吹き込まれた「羅漢さま」をあらたな祈りの対象として迎えるコンサートが普門寺本堂で開かれる。

主催する「未来への記憶」プロジェクトでは8月から9月にかけて、「寺子屋塾」「復興チャリティーコンサート」も開催する。