モヤモヤに効く、心がスッと軽くなる「孔子」の教え

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大人になると、仕事や人間関係で悩みがつきものです。そんなモヤモヤを軽くすべく、最近私が、読んでいるのが"論語"です。読んでみると心がが落ち着いたり、心に張りが生まれ、励まされる言葉も多いんです。


子どもでも読める「論語」の本

「論語」とは、ご存知、中国古代の思想家・哲学者「孔子」の教えを説いたもの。とにかく「難しそう、読みにくそう」というイメージですよね。論語の解説書は、たくさんありますが、朝の通勤や夜の寝る前に、さらっと目をとおしたくなるようなものは、なかなかありません。そこで見つけたのが、安岡定子さん筆、田部井 文雄さん監修の「こども論語塾(2008年02月 明治書院刊行)」。

眉間にしわを寄せて、難しい本を解読している暇がない人も読める、カンタンで可愛い論語の本です。解説が読みやすいのはもちろん、イラストもシャーベットカラーを使っていて、大人にも、しっくりくる可愛いらしさが魅力なのです。

漢字ばかりの白文と違って、ほんわかした気分になれるのも、良いんです。気になる論語と解説、を下記に紹介します。


やさしく語りかけてくれる孔子の教え
子曰、君子欲訥於言、而敏於行。(里仁四の二十四)

言葉でうまく 説明ができなくても、思いやりの気持ちを持って、
素早く行動することが いちばん大切です。
言葉よりも、心のこもった行いが できればいいのです。
(こども論語塾 P51より)



そのほかにも...

子曰、知之者、不如好之者。好之者、不如樂之者。(雍也六の二十)

どんなことでも、わからないことが わかるようになると嬉しいですね。それをさらに好きになれたら、もっと嬉しいですね。
好きになっていつも楽しめたら、それは最高です。
いつでも、この「知る・好きになる・楽しむ」の
三段跳びができたら、素晴らしいと思いませんか。
(こども論語塾 P21より)


このように、絵本みたいなわかりやすさが嬉しいです。論語の教えって、解説によってはこんなに簡単に優しく心に馴染むのだと、感動すら覚える1冊でした。

[こども論語塾 ]

photo by Thinkstock/Getty Images

(知恵子)