不振が続く今季、伝統の舞台で光をつかむことができるか(撮影:ALBA)

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<全英オープン 事前情報◇16日◇ミュアフィールド(7,192ヤード・パー71)>
 2日目の練習ラウンドとなった藤田寛之は、OUT9ホールを回り調整を行った。藤田はこの日ジム・フューリク(米国)と共に練習ラウンドをする予定だったが、それが実現しなかったため月曜同様に谷口徹、丸山大輔と共にラウンド。それでも、水曜日にフューリクとラウンドする予定を取り付けており、翌日に備えて9ホールで切り上げ、練習場で軽い調整を行った。
藤田寛之、ミュアフィールドを初体験「わかりやすい」
 日に日に硬くなっていくフェアウェイ、グリーンに目を丸くした。「マックス硬いのを10とすれば7、8くらいはある。日本は3くらいですね。まるでフローリングの上から打っている感じ」。硬い地面対策にバンスの角度が少ないウェッジを持ち込むなどしてコースへの対応策は練っているが、「僕たちはコーライ芝の打ち方をしているので、そのあたりが違う」慣れないコンディションに不安ものぞかせた。
 それでも、怪我のまま臨んだマスターズから続く不振脱却へ光は見えつつある。「先週はホームコースの葛城でじっくり練習できたのは大きかったですね。先々週に(師匠の)芹澤さんに見てもらって、それをじっくり自分の物差しの中で図ることができたのが大きかった」。苦しんだ期間が長かっただけに、「すぐにはリニューアルできない。成果が出るのは涼しくなってからくらいじゃないですかね」と苦笑いを浮かべたものの、表情には自信もうかがえた。
 予選落ちに終わったマスターズ、全米オープンの借りをこの舞台で返すことができるか。苦しみの中にいる賞金王が伝統の舞台で意地を見せる。
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