10番ホールで井上、小平組に合流する久保谷健一(撮影:ALBA)

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<全英オープン 事前情報◇15日◇ミュアフィールド(7,192ヤード・パー71)>
 今年の全英オープンの会場であるミュアフィールドの最寄空港はエジンバラ空港。海外からはヨーロッパ各地かイギリスのロンドン・ヒースロー空港で乗継をしてエジンバラに入りコース入りするのが一般的なルートだ。
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 大多数の選手は問題なくコース入りしてこの日から本格的に練習ラウンドをスタート。ところが、ロストバゲッジが多いという噂のあるヒースローを経由してエジンバラ入りした選手の中には、商売道具のキャディバッグが出てこず練習ラウンドの予定をずらさざる終えなかった選手も。この日話を聞いただけでも複数おり、苦労させられているようだ。
 昨年の日本オープン優勝の権利で今大会への出場権を手にしている久保谷健一もその一人。「キャディバッグとキャディの荷物1つが出てこなくて。今日の朝(月曜)届けるといわれたんだけど、来たのは昼過ぎ」。そこからコース入りして10番ホールから小平智、井上信と合流してなんとかハーフは回れたが、バタバタ感は否めずその表情からは疲労の色も。その他にも金庚泰(キム・キョンテ)(韓国)も“ロストキャディバッグ”に見舞われ苦笑いを浮かべていた。
 “ロスト”と言えば、久保谷は02年大会でこのミュアフィールドを経験しており、「すごく覚えているのが、2日目のスタートホールで“ロスト”したんですよ。あーやっちゃったなと思ったけど、それでも耐えていたイメージはある。パー5でイーグルも獲ったような…(結果は予選通過を果たし59位タイフィニッシュ)」。以来、久保谷はメジャーで予選落ちはなく、「何とかなるだろうというのは(頭の)片隅にある」と決して悪い印象もない。
 調子は「最高に悪い」といつもボヤキは健在だが、今回のこの“ロスト”は前途多難の前触れか、復活の吉兆か。日本オープンチャンピオンの戦いに注目だ。

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