向後の7日株:炭素繊維の新事業に期待!個人投資家好みの割安材料株(340X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

サカイオーベックス(3408)が今日の注目銘柄!

9日に、文部科学省は14年度から地球の深部に向かって海底下を進む掘削システムの開発に乗り出し、炭素繊維などを候補とした、日本の強みである軽くて丈夫な素材を活用するとの一部報道がありました。

そこで、4月1日付で複合部材事業部を設置し、炭素繊維関連商品の生産販売活動を開始した同社に注目します。

同社は、コア事業である染色加工を中心に、糸加工・製織・染色・縫製・販売といった各セクション間の有機的な連携のもと、トータルなテキスタイル・コーディネイト機能を提供し、さらに、テキスタイル技術をベースに、多角的な事業を展開しています。
炭素繊維関連事業の本格化においては、独自技術による差別化商品を積極的に顧客に訴求することで、新たな販路開拓、事業機会の獲得を推進するとのことです。この積極的な業容拡大を評価します。

14年3月期通期連結業績は、欧州経済の低迷や、新興国の成長鈍化、円安による原材料等の高騰など、先行き不透明な状況を踏まえ、売上高は207億円(前期比、0.2%増)、営業利益は12億円(同、9.9%減)、経常利益は15億円(同、8.6%減)、当期純利益は10億円(同、0.7%減)と減益の見込みです。

しかしながら、この足元業績の苦戦は株価にすでに織り込み済みとみてよいでしょう。
12日終値154円時点でのPBRは0.97倍と、1倍を割り込み、資産面でみると割安です。

日足チャートをみると、6月27日の安値120円が2番底となり、以降、上昇に転じています。足元では、5日移動平均線(12日現在、151円)がサポートとして機能し、力強く上昇トレンドを描いています。
同社は、12日現在の時価総額は100億円そこそこと軽量級で、値動きが軽い、個人投資家好みの材料株です。
3月8日の高値171円を上抜ければ、さらに大きな相場に育つ可能性も十分期待できるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。