発掘されたマンモス・ユカの復元図(左)/(c)Utako Kikutani 2013

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現在、パシフィコ横浜で「特別展 マンモス『YUKA』シベリアの永久凍土から現れた少女マンモス」が開催中。2010年にシベリアの永久凍土で発掘され、「ユカ」と名付けられた10歳の少女マンモスが世界初公開されている。

【写真を見る】天然の冷凍庫で保管されているユカ

ユカは、3万9000年前に生存していたものながら、4本の足や長い鼻などがほぼ完全な状態で発見された非常にまれなマンモス。全長は約3mになる。天然の冷凍庫に閉じ込められていたため、通常なら腐ってしまう毛や皮や肉などの柔らかい部分がそのままに残っている非常に珍しいケースだ。今回は冷凍保存のまま専用の冷凍ケース内で展示される。名前のユカは、発見されたサハ共和国の地域の名前「ユカギル」にちなんで付けられた。

他、マンモスと同時代に生息した絶滅動物でこれまで壁画や骨格標本でしか確認できなかったケサイ(サイの一種)の大型冷凍標本や、マンモスの全身骨格、マンモスの骨や牙も展示。そしてマンモスの牙や骨、さらには体毛に触れるコーナーを設置。マンモスの毛に触れることができるめったにないチャンスとなっている。

さらに、当時のヒトが作った、マンモスの骨や牙と動物の皮でできた「マンモスハウス」も会場に再現。ヒトが生活に用いた骨角器などの珍しい道具も展示して、マンモスとヒトとのかかわりも紹介される。

実際のマンモスに触れ、その生態を学習できるこの展示会、子供たちの夏休みの宿題レポートになりそうなので、家族連れで行くには最適のイベントなのでは。【東京ウォーカー】