「昨季が落胆のシーズンに終わったが、非常に情熱的だ。今のインテルに私は驚いているよ。とても誇らしいことだ。私がこれまでのキャリアでやってきたことを、追ってきてくれたということだからね」

インテルのワルテル・マッツァーリ監督がテレビ番組で、始まったばかりのインテルでの1年目について語った。

「サポーターには、我々が積極的なプレーをすると思ってもらっていい。私は常にそうしてきた。(マッシモ・)モラッティ会長とは互いをすごく尊敬している。環境にも満足だ。こういうことのすべてを、ピッチの上で、ポジティブなエネルギーに昇華させなければいけない。昨季と違うシーズンにしなければいけないんだ」

「現在のサッカーでは、運動量は欠かせない。技術的価値は、オフ・ザ・ボールの中でも示さなければいけない。対戦相手が自分より多く走るなら、決してボールを持つことはできないんだ。バランスと組織、良識が必要となる」

「ユヴェントス? 彼らはすでにとても強い。今ではさらに完成されている。去年の彼らはリーグ戦で素晴らしかった。セリエAのほかのどのチームよりも、彼らにはまだ何かがあるよ。チャンピオンズリーグでも去年よりうまくやれるだろう。(カルロス・)テベスと(フェルナンド・)ジョレンテは大きな補強だ」

「補強? 人数面で足りないのはサイドの選手だ。あとは、組織を良くする人材を探さなければいけない。リーグ戦とコッパ・イタリアを戦う上で、我々はすでに適切なんだよ。その上で、さらに何かやる方法があるなら、クラブがやるだろう」

「(マウリシオ・)イスラ? 加入するまで何も話すことはできない。モラッティ会長や幹部たちと話した。彼らは、私の希望を知っている」

「前線では、早く(ディエゴ・)ミリートに戻ってほしいね。今のところ、(イシャク・)ベルフォディルがラマダンで、その結果を受けて管理しているところだ。(マウロ・)イカルディは準備段階として、それ以上のことをしている」

「(マテオ・)コバチッチのことは強く信じている。彼には改善の余地があり、今はうまくやっているよ。運動量もあるし、(マレク・)ハムシクに似たポテンシャルがある。将来的に似るかもしれないね。(フレディ・)グアリンとのプレーも可能だ。2人ともが、それぞれやるべきことを理解すればね。若手ではないけど、グアリンはまだ飛躍できる」

「(クリスティアン・)キヴ? 彼は素晴らしい選手だ。少し年は取ったが、フィジカルの調子を検討し、コンスタントなパフォーマンスができるかを理解しなければいけない。フォーメーション? 以前も言ったが、我々は3-5-2でスタートし、変化させていく。少なくとも2つのオプションとともにね」