ここのがっこう佐藤友浩 欧州最大コンテスト「ITS」2部門で賞

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 「DIESEL(ディーゼル)」がサポートする欧州最大のファッションコンテスト「ITS(イッツ)」のファッション部門で、ファッションデザインの学校「ここのがっこう」の佐藤友浩が2部門で受賞した。グランプリは「日本のやくざ」をテーマに掲げたロイヤル・カレッジ・オブ・アートのHan Chul Lee。またDIESEL Awardには同じくロイヤル・カレッジ・オブ・アートのXiao Liと、アジア勢が多数賞を獲得した。

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 イタリア・トリエステで開催される「ITS」は、新人デザイナーの登竜門として世界的に注目されているコンテスト。12回目を迎えた2013年度は、「DIESEL(ディーゼル)」のアーティスティック・ディレクターNicola Formichetti(ニコラ・フォルミケッティ)が審査員として参加。7月12日に最終審査、13日にファイナリストによるランウェイショーが実施され、各賞の受賞者が発表された。

 2部門で受賞した「ここのがっこう」の佐藤友浩は、千葉県在住の26歳。海外に訪れるのは今回初だという佐藤は、一時服飾の道をあきらめかけていたがデザイナーであり講師の山縣良和らに支えられ「ITS」のエントリーを決意。祖父の死から得た感情をコレクションに落とし込んだエモーショナルな作品が審査員の心に響き、Modateca Awardと特別賞であるFashion Special Prizeを獲得した。佐藤は、「自分の名前が呼ばれると思ってなかったので、実感が無いです。本当に嬉しい。今回のテーマはまだまだ消化しきれていないので、(今後は)テーマを完成させていきたい」とコメント。また、山縣は「僕がファッションをやっていて好きなエモーションというものが彼の作品にはあったと思うから、それが世界で評価されるとことがとても嬉しいですね」と話した。

 Nicola FormichettiはDIESEL Awardの作品に選ばれたXiao Liの作品について「ラバーコーティング表現するということで、デニムを超えたという印象だった」と評価。審査員を初めて務め、「すごく面白かった。プライズ決めるときにけんかになったり、みんなパッションがあってすごく良いよね。佐藤君はポートフォルオがとても良くって、そこで半分決まったよね。あと、ハオ君はコンセプトはもちろんだが、テーラリングの技術が高いということが決め手になった。今回はアジア人のファイナリストが多かったがアジア人にもっと活躍してもらいたいね」と述べた。

■ITS
URL:http://www.diesel.co.jp/its2013/