大ヒットしたからね、いいじゃない……
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 映画製作費歴代トップ20が発表され、2007年の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の3億3,200万ドル(約332億円)が1位になった。(1ドル100円計算)


 Digital Spyによると、同作では製作期間中にトラブルが相次ぎ、そのことが製作費の高騰につながったとのこと。だが、同作は世界中で9億6,000万ドル(約960億円)以上の興行収入を記録しており、結果的には製作費を回収することができている。


 2位はジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』とサム・ライミ監督作『スパイダーマン3』がそれぞれ2億8,600万ドル(約286億円)でランクイン。前者はジェームズ・キャメロン監督が私財をなげうったことも公開当時には話題になった。


 また、4位は『アベンジャーズ』などの大作を差し置き、ディズニーの映画『塔の上のラプンツェル』の2億7,400万ドル(約274億円)でアニメーション映画唯一のランクイン。5以下には『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、『ウォーターワールド』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』、『アバター』(2009)が続いている。中でも『ウォーターワールド』が1995年の作品であり、当時にしては破格の製作費であることがうかがえる。


トップ20は以下の通り。(数字は全て現在の貨幣価値に換算したもの)


1位:『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の3億3,200万ドル(約332億円)

2位:『タイタニック』の2億8,600万ドル(約286億円)

2位:『スパイダーマン』の2億8,600万ドル(約286億円)

4位:『塔の上のラプンツェル』の2億7,400万ドル(約274億円)

5位:『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の2億6,800万ドル(約268億円)

6位:『ウォーターワールド』の2億5,900万ドル(約259億円)

7位:『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の2億5,600万ドル(約256億円)

8位:『アバター』の2億5,400万ドル(約254億円)

9位:『ジョン・カーター』の2億5,000万ドル(約250億円)

10位:『キング・コング』(2005)の2億4300万ドル(約243億円)

12位:『スパイダーマン2』の2億4300万ドル(約243億円)

12位:『ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛』の2億4,000万ドル(約240億円)

13位:『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の2億3,900万ドル(約239億円)

14位:『ワイルド・ワイルド・ウエスト』の2億3,400万ドル(約234億円)

15位:『クレオパトラ』の2億3,300万ドル(約233億円)

16位:『スーパーマン リターンズ』の2億3,200万ドル(約232億円)

17位:『ダークナイト ライジング』の2億3,000万ドル(約230億円)

18位:『アベンジャーズ』の2億2,000万ドル(約220億円)

19位:『メン・イン・ブラック3』の2億1,500万ドル(約215億円)

19位:『オズ はじまりの戦い』の2億1,500万ドル(約215億円)


(編集部・福田麗)