アシアナ航空、中国主要メディアに謝罪文を掲載

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米サンフランシスコ国際航空で着陸に失敗し、死傷者を出す事故を起こしたアシアナ航空が12日、中国の複数の日刊紙に謝罪文を掲載した。

アシアナ航空は、錦湖アシアナグループの朴三求会長と尹永斗社長名義で謝罪文を掲載し、「今回の事故により中国国民と政府に与えた痛みについて、良心の呵責を深く感じている」、「悲しみに暮れる乗客の家族や友人、負傷者のすべての乗客に心からお詫びする」と謝罪した。中国の主要メディア、人民日報、環球時報、浙江日報、北京逭年報、都市快報などに掲載された。

死亡した2人の中国人女性とその遺族には、重ねて謝罪の言葉を述べ、負傷者には回復に向け全力でサポートしていくことを明らかにした。また、後処理を確実に行い、再発防止のための対策を講じ、中国人民の信頼を回復させるために全力を注ぐ考えだとした。

しかし、中国側はアシアナ航空の対応に不満を抱いているようだ。サンフランシスコにある中国総領事館の袁南生領事館は11日、同社の尹社長と面会した際、「韓国の事故調査後の業務能力は完璧ではない」と指摘し、「死傷者の家族や学生に対する配慮を強化すべきだ」と主張した。

・参照:世界日報
・参照:人民網

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