住信SBIネット銀行の預金残高は、今年4月15日から25日間で1000億円も増加した。

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 100万円の定期預金でも大手銀行の年間利息はたったの200円(1年もの利率が税引前で0.025%の場合)。それさえもコンビニATMで引き出し手数料を支払ったら吹き飛んで、お金を預けているのに赤字になってしまう状況が、もう長い間続いている。

 そんな昨今でも預金残高が急増し人気上昇中の銀行がある。SBI証券も傘下にあるSBIグループのネット専業銀行「住信SBIネット銀行」だ。同行は2007年9月創業と、他のネット専業銀行に比べて後発でありながら、預金残高が急増し、現在ではトップとなっている【グラフ】。ちなみに5月10日時点では2兆9000億円を突破した。

 その理由を同行は「SBI証券での取引に利用可能なSBIハイブリッド預金残高の増加」にあるとしている(5月13日プレスリリース)。

「SBIハイブリッド預金」とは、SBI証券と資金連携できる銀行預金だ。昨今のアベノミクス効果による株式市場活性化→ネット証券最大手SBI証券の口座数増→SBIハイブリッド預金の残高急増という流れが考えられる。

預金残高急増、もうひとつの理由

 いくら便利なネット銀行でも、現在、利用している銀行口座を変えるのは面倒だ、という人も多いだろう。家賃や光熱費、その他、月々の支払いについて、現在の銀行で自動振り込みにしているからだ。

 それでも住信SBIネット銀行の預金残高が急増した理由として考えられるのが、今年3月に始まったばかりの「定額自動入金サービス」の存在だ。毎月他行口座から指定金額を自動的にSBI住信ネット銀行の口座に移動できる。手数料は無料だ。

 一度、資金移動すれば、その後は家賃振込、コンビニATMの引き出しが無料だし、さらに好金利のメリットも享受できる。現在利用中の銀行と併用しても、さらにお得になる。

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