パリSGのレオナルドSD、夏の移籍期間限りで退任

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 パリSGは10日、同クラブのスポーツ・ディレクターを務めるレオナルド氏が、今夏の移籍期間の終了時に同職を退任すると発表した。

 クラブは公式HPを通じて「我々は彼の選択を残念に思っているが、決断を尊重する。パリをヨーロッパのクラブの中でトップにするプロジェクトにおいて、大いなる重要な貢献をしてくれた彼に感謝するとともに、彼の将来が素晴らしいものになることを祈っている」と、声明を発表した。

 レオナルド氏は、インテルの指揮官を退任した後、2011年にパリSGのスポーツ・ディレクター職に就く。カタール資本を背景に積極的な補強を行い、昨季はリーグ戦で19シーズンぶりとなる優勝を果たした。しかし、5月5日のヴァランシエンヌ戦後、主審に対し、意図的に肩で押したとしてリーグから2014年6月末までの活動停止処分を受けていた。