京友禅の老舗「千總」の手づくり線香花火 今年も発売

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 創業450年の歴史を誇る京友禅の老舗千總(ちそう)が、線香花火の販売をスタートした。現在では少量しかつくることのできない手づくりの国産線香花火で、毎年売り切れになるほど人気が高い。今年は人と人との縁が結ばれていくようにという想いから、京都清水寺で祈祷されている。


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 千總は、花火を囲んで人と人との距離が少しでも縮まればという想いを込め、2010年より線香花火を作り続けている。楮を原料とした和紙で1つずつ包んでいる火薬に含まれる松煙は、宮崎県産の上質なものを使用。「牡丹」「松葉」「柳」「ちり菊」と表情をかえながら花のように咲き、静かに散る線香花火の景色には、きものと同じ情緒が表現されているという。

 千總の担当者は、「多くの方々から、線香花火というものの『日本的な美意識』を改めて気づかされました、とのお声をいただいております」とコメントしている。5束25本、たとう袋入りで価格は税込み3,150円。SOHYA TAS(ソウヤ タス)直営店をはじめ、ザ・コンランショップ、スパイラルマーケットなどで取り扱われている。