日本で最も低い山は標高4.53メートル! ひと味違う最低山巡りのススメ

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昨今の山ブームに加え、「世界遺産特需」で大人気の富士山は、山開き以降ますます登山客が増加中。8合目から頂上付近までの「登山渋滞」が、テレビや雑誌で大々的に取り上げられています。

霊峰・富士は標高3,776メートルと、歌にあるとおり日本一高い山。しかし、高い山がもてはやされているのなら、あえて低い山もフィーチャーしてみたくなるのが人情というもの。そこで、「日本で最も低い山」を調べてみました!

■天保山(大阪府大阪市港区)
標高4.53メートル

今のところ最も標高が低い山といえば大阪の天保山で、驚愕の4.53メートル! 人工的な山(築山)ですが、国土地理院が発行している地形図に記載されています。

地元有志による山岳会は、登山した希望者に有料で登山証明書も発行。山岳会では山岳救助隊も結成されているそうで、山頂がどこかわからない遭難者のために(!)出動してくれます。

■弁天山(徳島県徳島市)
標高6.1メートル

自然の山で最も低いのは徳島の弁天山。もちろん、国土地理院発行の地形図に記載されています。

厳島神社(弁財天)を勧請し、古くから地域の人たちに弁天様として親しまれてきたそうで、山頂では結婚式も挙げられるとか。日本一低い自然山での結婚式というのもなかなかオツなものです。

■蘇鉄山(大阪府堺市)
標高6.84メートル

大浜公園内にある築山ですが、こちらは「一等三角点のある山としては最も低い山」。

三角点とは「測量を行うときに地表に埋定された基準点」のことで、重要さやその性質から一等から四等まで区別されています。山頂に一等三角点を持つ山を狙う登山愛好者も多いそうですが、蘇鉄山は最初か最後に登って欲しいですね。

<番外編>
ちなみに、東京都内の最低山は、標高10メートルの待乳山(東京都台東区)とされています。23区内で最も高い山は、自然の山では標高26メートルの愛宕山(東京都港区)、築山では戸山公園内の箱根山(東京都新宿区)が標高44.6メートルだそう。

いかがでしたか? 小さなお子さんからお年寄り、体力に自信がない方まで、最低山ならラクラク登山が楽しめること請け合いです。観光ついでに複数の山を登頂することだって可能かも! この夏、ひと味違った登山を楽しんでみてはいかがでしょう。

(東野由美子/サイドランチ)