縦軸の単位は摂氏。世界気象機関(WMO)「2001-2010, A Decade of Climate Extremes」より

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株価:2272円(7/9前場終値) 予想PER:14.6倍 PBR:3.09倍 予想配当利回り:2.20% 

目標株価とその目途:6カ月を目途に2700円

国際機関も認めた「この10年間の気象は異常」

 関東を始め例年よりかなり早いタイミングで梅雨明けとなった矢先、全国で35度を超す猛暑が到来。そして、夕方にはまるで赤道直下のスコールのような雷雨が発生するなど今年も猛暑及び局地的な豪雨に悩まされる夏となりそうだ。

 世界気象機関(WMO、The World Meteorological Organization)は7月3日、2001〜10年の気象を分析した報告書「異常気象の10年」(2001-2010, A Decade of Climate Extremes)を発表。このなかでは、この10年間の世界平均気温は観測史上最高を更新しているほか、異常気象も多発しているとのこと。

 こうした気象状況などを受けて、気象情報サービスを展開するウェザーニューズ(4825)に注目したい。

重点事業の交通気象サービスは好調維持

 ウェザーニュース社の2013年5月期は前期比0.7%増収。スマートフォン普及と従来型携帯電話(フューチャーフォン)の減少が影響し個人向けネット情報サービスは4.7%減収となったが、重点事業である交通気象サービス(航海、航空、道路、鉄道)は7.3%増収と好調を維持している。
 
 なかでも海運向け気象予報に関しては好調を維持。世界的な海運市況の改善を受けて、今後、さらなる好進捗が確認できる可能性がある。

 これに加えて、異常気象多発で気象に関する世間の関心が高まっていることを背景に個人会員数が回復すれば、業績の上振れも十分視野に入る。

 2014年5月期では、企業向け交通気象事業にさらに注力。国内では海上気象やダム気象を重点事業に加え、海外では航空や道路・鉄道気象について中国、韓国、台湾に展開を開始するなどで、3.8%増収・11%営業増益を見込む。

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