「一運、二金、三度胸」を持つ大人向けR指定!?コーナー。ここでは思惑株、裏ネタなどハイリスクな情報を凝縮した。兜町をさまよう黒い噂、その真相は…。株ビギナーと心配性の人は読まないでね!


任天堂は海外売上高比率が70%を超えるが、円安でも上がらない銘柄の代名詞になってしまった。会社側の今期予想は3期ぶりの営業黒字だが、今期が3期連続の営業赤字に終われば「継続前提に重要な疑義あり」が付きそうだ。

今期は営業利益が1000億円まで急回復するとの会社発表だが、証券関係者の間では、いまひとつ信用されていない雰囲気がある。というのは、前期の営業赤字幅が364億円(1月予想値200億円)に拡大したのを決算発表当日まで伏せていた。悪材料ほど素早く開示すべきだが、ギリギリまで開示しなかったことが、市場関係者の心証にどう影響を与えたかは容易に想像できるだろう。

1月に「Wii U」の売れ行きについて「一喜一憂しても仕方がない」と岩田聡社長が発言したことでロケットスタートを期待した投資家の失望を誘ったこともあり、市場との意思疎通がうまくいっていない様子もうかがえる。

ただ、任天堂の名誉のために言えば、決算説明会での一問一答が同社サイトにノーカットで再現されている点は特筆に値する。この情報開示は任天堂と投資家をつなぐ貴重なパイプだろう。一問一答が消えたら、強烈な任天堂バッシングが起こりそうだ。

「任天堂 オワコン」で検索すると、厳しい内容のサイトが無数に出てくる。オワコンとは、ネットスラング(俗語)のひとつで、「終4わ4ったコン44テンツ」の略。6月28日には、「お天気チャンネル」「ニュースチャンネル」などWii自慢の各種チャンネルサービスが終了する。Wii Uなどで代替されないサービスもあり、再び任天堂の斜陽が市場の話題になる可能性がある。

任天堂に限らず「今期は黒字復帰です」と言われても、無条件に信用できない。信頼回復には、四半期ごとに数字を積み上げるしかないだろう。

ホウスイ、井関農機、丸山製作所の思惑株セットが人気?

相場全体が乱高下する中、思惑先行銘柄の動きも気になるところ。古参証券マンは、「ホウスイや井関農機、丸山製作所は同一グループが順に手を出している」と話す。このうち1銘柄が動いたら、他の2銘柄を待ち伏せ的に買っておく作戦も有効かもしれない。これら3銘柄を操る人物として大物投資家K氏の名前もたびたび出るが「ガセネタだろう」。

この記事は「WEBネットマネー2013年8月号」に掲載されたものです。