提供:週刊実話

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 「三十路に入って、ますます充実した女優生活を送っているといっていいでしょう」(ドラマ制作プロデューサー)

 6月22日にオンエアされたスペシャルドラマ『ガリレオXX・内海薫最後の事件 愚弄(もてあそ)ぶ』(フジテレビ)に出演した柴咲コウ(31)。
 「視聴率は15.3%(ビデオリサーチ・関東地区)。午後9時からの放送でしたが、この数字は同時間帯のトップでした。“本家”の福山雅治主演の月9ドラマ『ガリレオ』も好調さを保って終了しましたし、関係者は大喜びしています」(芸能ライター・常山洋氏)

 すでに、来年3月に公開される映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』(御法川修監督)の出演も明らかになっている柴咲だが、先頃、映画『真四谷怪談』に出演することが発表された。
 「ご存知のように、四谷怪談は江戸時代の実話を基に創作された怪談。監督は三池崇史で、柴咲とは'04年に公開された映画『着信あり』以来のタッグです」(映画製作スタッフ)

 もちろん、柴咲が演ずるのはお岩。
 「お歯黒や眉なしメークは初めてということで意欲満々です。2014年の公開予定です」(映画記者)

 さて、柴咲コウは本名・山村幸恵といって1981年8月5日、東京・豊島区生まれの31歳。
 14歳の時に友人と池袋のサンシャインシティーを歩いているところをスカウトされ、「何となく面白そう」と16歳のときに事務所に所属。番宣番組『倶楽部6』(TBS・'98年)でデビューした。
 「両親は彼女が幼少の頃から共働きで、生活は決して豊かではなかったそうです。当時、家賃7万円の6畳2間の2Kアパートで細々と暮らしていたようです」(芸能記者)

 “柴咲らしさ”が開花したのは、地元の中学を卒業し、都立高校へ進学したあたりから。
 「当時を知る関係者は『池袋のクラブではVIP扱いで女王様だった』『池袋の駅前の居酒屋でたむろっていた』と証言しています。地元では、かなりの“ヤンキー”だったようです。デビュー直後、都立高校を中退しています。また、お母さんも亡くなっています」(テレビ局関係者)

 '99年、日本リーバ(現・ユニリーバ・ジャパン)の『ポンズ・ダブルホワイト』の「ファンデーションは使っていません」というセリフのCMでブレイク。
 女優として注目されるようになったのは、映画『バトル・ロワイヤル』('00年)。殺人鬼のような女子高生を演じ注目された。
 「あの“目力”には、強烈なインパクトがありました。下積み時代には、東京・湯島のラウンジでカウンターレディーのバイトをしていたこともあったようですから、“成り上がってやるぞ”というハングリー精神も旺盛だったと思います」(芸能関係者)