2013年タワーレコ−ド主催オーディションでグランプリを獲得した沖縄県石垣島出身バンド“トレモノ”に直撃インタヴュー!!  
 
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【7/3発売】トレモノ/TropiCarnival

昨年RO69JACK2012で入賞し、今年2月にはタワレコ主催オーディションにてグランプリを獲得と勢いに乗る、ソウル、ファンク、レゲエ、ラテン、サーフと様々なジャンルを独特なセンスでチャンプルーし独自のポップサウンドを創り出す沖縄県石垣島出身の4人組バンド、トレモノが全国デビュー作「TropiCarnival」をリリースという事で、そんな彼らを直撃した。  

【MEMBER】 Vo&Gt. 木田 龍良 / Gt. 難波 良 / Ba. 仲間 全慶 / Dr. 狩俣 匠吾  

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-バンド結成の経緯から聞かせて下さい。 
(木田)『まず僕が上京してきたのが8年ぐらい前になるんですが、上京してまもない頃に、難波と一緒にロックバンドを組んでたんですよ。しかも僕はドラムで(笑)!! で、結構長い事やってたんですが、色々とありそのバンドが解散する事になったんですが、そのバンドの解散ライヴで初めて1曲歌ったんですよ。それが結構評判良く、自分も歌う事の楽しさに興味を持ち、解散後の半年間ぐらいは弾き語りなど1人で活動をしていたんです。で、色々と新しい曲を作ったりしてる中で、やっぱりバンドサウンドをバックに歌いたいなぁ〜ってなり、一時はギターを押入れにしまっていた難波を誘い、ドラムには気心の知れた地元の中・高の幼馴染の狩俣を誘ったんです。ベースに関しては、色んな奴とスタジオに入り色々と試してはみたんですが、なかなか理想のベーシストが見つからず、どうしよっかなぁ〜って思ってた際に、前々からいいベース弾くなぁ〜って思ってた、自分の弟のバンドでベースを弾いてた仲間が、そのバンドの解散のタイミングも丁度良く、誘ってみて結成という経緯です。何が何でも同じ地元のみんなでバンドを組みたいっ!!って訳では無かったんですが、やはり自分の出したい音楽は同じ空気を吸って、同じ空や海を見てきたコイツらとじゃないと出せないなぁ〜って今となっては強く思います。  

-続いて聞かれた事は多いと思われますが、トレモノというバンド名の由来を聞かせて下さい。 
(木田)『“toremolo(震える)という意味と“者”を掛け合わせ、音楽を通して、“みんなの心を震わせる者”という意味を込めて、トレモノというバンド名にしました。でも、まだトレモロ、トレモロってよく言われるんで、これを機に正しい名前を皆さん覚えて欲しいです(笑)』   

-影響を受けた、または好きなアーティストはどんな人ですか? 
(木田)『fishmansにボブマーリー。最近の音楽だとハナレグミやso many tears、bonobosとかですね。もちろん他にも色々いますが、今回は5組に留めておきます(笑)』 

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‐バンド結成をしてからこれまでのターニングポイントは? 
(難波)『もちろんタワレコオーディションでのグランプリ獲得で今回のリリースに繋がった訳ですが、ヴィレッジさんのインタヴューでタワレコばっかりヨイショするのもなんなんで(笑)というのは冗談ですが、実はその前に僕らとしては、大きなターニングポイントがあったんですよ。 というのは、昨年の夏に思いつきで逗子海岸に自前の路上セットを持って行きゲリラライブをしたんですよ。その時に、海水浴を楽しむ人たちが沢山いる中で、浜辺でガツンと音を鳴らしたあの感覚はいまでも忘れられないし、僕らが鳴らす音に、そこに居た多くの人たちが集まって来てくれて、聴いてくれ、なおかつすごく喜んでくれたんです。本当に音楽って言うのは、人と人を繋げる力があるんだなと実感した瞬間でした。この日を境に音楽に対するみんなの意識も更に高くなったし、トレモノとしてもたくさんの人たちと繋がれ、バンドのターニングポイントになったのではないかと、今振り返ってみても思います。』  

‐バンドとして、こだわっている部分というのはどういう所ですか? 
(仲間)『音楽的には、自分たちのルーツにある様々なジャンルの音を、自分達なりのポップスミュージックに落とし込む事。その部分は絶対に妥協せずに、しっかりと皆でイメージを共有し、みんなが納得するアレンジや構成を追求し、メンバーの1人でも納得いかないという意見があれば、再構築し練り直したりします。その分、時間がかかる事は多いけども妥協したくないし、しない所です。』 

(狩俣)『あとは、曲にしてもそうだし、ライヴパフォーマンスも、カッコつけずにありのままの自分たちを見せる事かな〜。素直に音楽を楽しむことで、聴いてくれるみんなも素直に楽しむ事が出来ると思っているんで。』 

(木田)『でも、カッコつけるとかじゃなくて、音楽とファッションは切っても切り離せない存在という意識があるし、もともと僕は古着屋で働いていたという事もあり、ライブでの服装だけでなく、自主企画ライヴの時なんかは装飾まで徹底するこだわりはあります。とにかく、そこは観てくれる人に対し、ダイレクトにバンドのイメージが伝わるようなファッション、見せ方にはこだわりを持っています。』  

‐伝えたいメッセージは?
(難波)『何が起こるかわからない世の中だから、常日頃恥ずかしくて言えないような事を「今」伝えていきましょうよ。一緒に。』 

(木田)『伝えたい事はまだまだたくさんあるから、それが尽きない限り音楽を鳴らしていきたいと思います。』 

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‐新曲・新アルバムの聴きどころはどこですか? 
(木田)『とにかく、「TropiCarnival」を今年の夏に聴けなかった人に「2013年の夏はもったいない事したな〜惜しい事したな〜」って言わせちゃうくらいのアルバムだと思ってます。 海岸線をドライブしながら聴いても良し、浜辺で日光浴をしながら聴いても良し、夏バテした際にエネルギーを注入する為に聴くのも良し、なこの夏打ってつけの作品です!!』  

-今後の目標は? 
ライヴバンドとして、全国のフェスやイベントに引っ張りだこのバンドなって、そこで観てくれた人たちを僕らの鳴らす音で笑顔にさせ、その笑顔を連鎖させていきたいと思ってます!!  

最後にヴィレヴァンのイメージや思い出を聞かせてください。 
(木田)『とにかく、お店に入ると毎回すごくワクワクドキドキさせられる。小さい時におもちゃ屋さんに連れていってもらったあの感覚を甦らせてくれる場所ですね。あと、石垣島にも出来たんですよね?島にいるみんながあまりの喜びにプチパニックを起こしてましたよ(笑) 是非、可能であれば僕らの作品はこの夏うってつけのサマーチューンばかりなので、海にまつわる雑貨と一緒に置いてもらえると嬉しいです!!必ず、楽しいサマーライフのお役に立てるサウンドに仕上がってますんで!!よろしくお願いします。』 
 

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 【7/3発売】トレモノ/TropiCarnival
トレモノ 1stEP 『TropiCarnival』 2013年7月3日発売 KUP-017 \1500(税込)

<収録曲>
1.会いに行くよ 2.TRAVEL 3.ナチュラル 4.波打ち際のメロディ 5.ため息の後に 6.パラダイス 7.AROMA
 【OFFICIAL WEBSITE】 http://toremono.com/