「ラッパ練習中(初回生産限定盤A)」(ソニー・ミュージックレコーズ)

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 6月に行われた「AKB48選抜総選挙」で3位に輝いた人気メンバー・渡辺麻友の、7月10日発売の4thソロシングル「ラッパ練習中」(ソニー・ミュージックレコーズ)の購入特典の多さに、ファンから「一体、何枚買わせるんだ!」と悲鳴が上がっているという。

 同シングルは、通常盤、期間生産限定盤、完全生産限定盤、初回生産限定盤A、初回生産限定盤Bと、ジャケットやカップリング曲の異なる全5形態をリリース。また、CDには応募券が封入されており、4公演行われるソロライブへの招待をはじめ、サイン会、写真撮影会、缶バッジお渡し会、“ウェイトレスまゆゆ”に告白会、囚われた“魔法少女まゆゆ”を謎解きで救い出せ!!(内容不明)、まゆゆをひとりじめ!激レアシークレット企画、ドッキドキお楽しみ会“神席”ご招待、サイングッズ、サイン入りポスター……などが抽選で当たるという。

 複数当選の可能性もあるため、渡辺の熱狂的ファンの間では複数購入が当たり前となっており、すでに数百枚単位で予約したファンもいるという。

 このような特典商法の過熱ぶりは、もちろん渡辺に限ったことではない。オリコンが発表した2012年の「年間CDセールスランキング」では、1位から22位までをAKB48グループとジャニーズが占めているが、AKB48グループのCDすべてに握手券などの特典が付いている。

「オリコンチャートといえば、かつて“時代が見える”と言われていましたが、今は“ファン散財ランキング”としかいえない状態。同じタイトルを、ジャケット違いで何種類も発売するのは、オリコンランキングの仕組みをかいくぐるようなグレーな方法として、以前は叩かれることも多かった。それでもCDの規格品番ごとに集計しないのは、オリコンが音楽業界とズブズブの関係だからでしょう」(芸能誌ライター)

 もはや、特典のおまけと成り下がってしまったCD。一度もCDプレーヤーにかけられないCDが山のように生まれている事実を、「異常」だと感じているファンも少なくないはずだが……。