(株)遠藤照明(遠藤良三社長)は、「照明空間マネジメントシステム」という新たな考え方の「無線コントロールシステムSmart LEDZ」を9月より順次全国で販売開始、設計士・建築士・施工会社などを通じて、百貨店、SC、スーパー、商業施設、アミューズメント施設、オフィスビル、工場、学校、病院等々、あらゆる業態において展開を図る。

従来の調光システムが単純な制御にとどまったのに対し、この「無線コントロールシステムSmart LEDZ」は、各業態に応じた光環境の最適化と省エネ・電気代削減を両立するもの。同システムは、LED照明器具やLED光源にワイヤレスモジュール(双方向無線信号モジュール)を一体化することで、従来の有線信号方式の調光システムでは不可能だった、LED照明器具1台ずつ、ランプ1本ずつの個別制御を実現。またこれまでは、設計段階で調光区分(グルーピング)を設定することが必要で、施工後の変更には工事を要したが、施工後も自由自在にグルーピング設定可能で、ワイヤレス制御であるため信号工事が不要であり、既存空間においても、ローコスト・短期間での導入が可能である。
省エネ効果については、同社が誇る世界No.1レベルの高効率直管形LEDランプ「LEDZ TUBE 160lm/W」シリーズと組み合わせることで、合計82%の節電が可能であるという。
操作面では、専用のタッチパネル式タブレットやスマートフォンなどのモバイル機器を活用、最大で200台のLED照明器具を一括個別制御できる。

今後同社では、9月に「無線コントロールシステムSmart LEDZ」の基本システムを発売し、10月にスマートフォン操作を追加発売。さらに、2013年冬のうちに、ピーク時の電力カットを行うデマンド制御との連動(見える化)を、2014年春にはオフィスビルの中央監視制御システムを追加で発売していく計画。同社は2009年にLED事業に参入し、現在業界3位のシェアを獲得しているが、今後は「Smart LEDZ」を主軸とし、新たな成長ステージに向け邁進していくとしており、今年度は連結で480億円、単体で441億円の売上高を目標としている。