5月23日、1万6000円にあと一歩というところからのまさかの大暴落。わずか12営業日で日経平均は約3500円もブチ下げた。しかし、6月7日の米国の雇用統計を機に、「コツン」と底を打った音が聞こえた。さあ、出直し買いだ!!


商業ビル管理最大手のイオンディライトは、2014年2月期も大幅増収が濃厚。9期連続の増配も視野に入ってきた。

同社は日々の清掃や警備、自販機の運営、店舗新設・改修に伴う内装工事など、ビル管理業務を幅広く請け負っている。イオン向けが売上高の6割と高く、残りを病院などグループ外施設からの受託が占めている。LED(発光ダイオード)化による節電の提案や電気自動車用の充電システムの設置なども手がけており、清掃業務中心の街のビル管理会社とは事業内容がまったくと言っていいほど違う。

注目材料は、ダイエー向けの受注拡大。イオンは丸紅が保有するダイエー株を買い取って、事実上、子会社化する。イオンがダイエーを事実上傘下に入れることで、イオンディライトには新たにダイエー系大型店舗の管理業務も加わってきそうだ。そうなれば、売り上げアップと増益が見えてくる。

この会社はもともと、倒産してイオンに吸収されたマイカル系のビル管理会社と、イオン系のビル管理会社が統合してできた経緯がある。会社計画では、今期の売上高は2670億円。イオンやダイエーのような巨大スーパーには多額の経費がかかり、いかに経営が難しいかを示す数字でもある。



この記事は「WEBネットマネー2013年8月号」に掲載されたものです。