綾野剛に共演女優陣が高評価、主演作「シャニダールの花」舞台挨拶。

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俳優の綾野剛(31歳)が7月4日、都内で行われた主演映画「シャニダールの花」の舞台挨拶付き先行上映会に登壇。W主演の黒木華、伊藤歩、山下リオ、石井岳龍監督と共に作品への思いを語った。

この日、キャストが登壇すると客席からは大歓声が上がり、綾野は「いい雰囲気ですね、殺伐としてて」と独特な表現で挨拶。綾野と黒木は初共演だったが、お互いの印象を聞かれると、綾野は「焦点がなかなか合わずなかなかつかめない人。それは撮影後も同じ。狂気と正気を持ち合わせている。新しい時代の可能性を持った世代と作品を共有できてよかった」と印象を語り、対する黒木は「自分のテリトリーに入ってきても嫌な感じがしない。自然と距離を詰められる人」と語った。

また、綾野について、山下は「色んな仮面を持っていそう。クールかと思ったけど話してみると嫌みなく滑り込んでくる感じ。大声で笑ったりしたり、ギャップもあって素敵です」、伊藤も「感覚よりもロジックで物事を進めていく人かと思ったけど、感覚を共有しあうことを大切にする印象だった。地に足がついてなさそうで、ついててついてない感覚がすごい好き」と女優陣からは高評価だった。

そして、綾野から8月22日より開催のモントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることが発表されると、客席からは大きな拍手。出品決定の感想を聞かれた石井監督は「映画は世界共通言語。世界中の人にどんな風に感じてもらえるか楽しみ」と意気込みを語った。

登壇者の5人は7月7日の七夕に向けて短冊に願いごとを書き、綾野は「The Hours」と、映画祭出品が決まったことで本作の各役の時間たちを、現地の人たちの時間で共有して貰えたら、と願いを話した。

続けて黒木の願いは「名画座が増えてたくさんの映画が見られますように」、伊藤は「ちょちょいといい波に乗りたい」、山下は「ガツンと生きられますように。富士山に登れますように」、石井監督は「シャニダールの花がたくさんの人の心の中に咲きますように」と願いごとを披露した。

最後に石井監督が「人間は愛がないと生きていけない動物ではないかな、と思いこの映画を作りました。素敵な俳優さんと優れたスタッフがリアルな作品に作ってくれて、観る度に新しい発見がある。花を介してラブストーリーを紡いでいるので楽しんでいただけたら。異次元の旅に皆さんをお連れできると思います」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

映画「シャニダールの花」は7月20日より全国公開。