綾野剛、黒木華ら女優陣からの評判は上々

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綾野剛×黒木華共演の『シャニダールの花』(7月20日公開)の先行上映会舞台挨拶が7月4日にテアトル新宿で開催され、綾野、黒木、伊藤歩、山下リオ、石井岳龍監督が登壇。舞台挨拶では、鼻と鼻のキスの撮影秘話や互いに共演した感想などの話題に花が咲いた。

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本作で初共演を果たした綾野と黒木。綾野は黒木の印象について「衣装合わせでお会いした時、どこを見てるのか、焦点が合っているのか合ってないのか、つかもうとしてもつかめない感じが非常に魅力的だと思いました。撮影が終わってもそれが続いていて。狂気と正気をどっちも持ち合わせている。美しさと毒みたいなものが。あ、ちょっと今、僕、浮ついてますね」とはにかむ。さらに「また、新しい可能性を持つ時代がやってくるんだなと実感しました」と、付け加えた。

対する黒木も綾野に対して「すごく距離感の近い人。自分のテリトリーに軽く入ってきて、でも嫌な感じがしない。自然に人と人との距離を詰められる人。本当にいろんなことを知ってらっしゃって、綾野さんが選ぶ言葉が私は大好き」と高評価。山下も綾野を「最初はクールで、でも、わーって笑うというギャップが良いです」と言うと、伊藤も「地に足がついてないようでついている」と、女優陣からの評判は上々だった。

また、鼻と鼻でキスしているポスターについて綾野は「キスをするって書いてあったけど、一気に“生っぽく”なってしまうのが恐怖で。(演じた大瀧は)まず匂いを嗅ぎたい、触れたいと思う人だと判断して、鼻と鼻をこすり合わせた。でも、監督はずっとキスしろキスしろって思ってたみたい」と舞台裏を暴露。石井監督は、そのシーンについて「驚きました。なるほど、と。感動しました」と絶賛。黒木は「唇を合わさなくても、心を触られている感じがしました」と語った。

その後、MCの口から、綾野が重大発表をすると紹介された。綾野は「大丈夫です。結婚とかじゃないので」とお茶目に前ふりをした後、「モントリオール世界映画祭への出品が決まりました。監督、おめでとうございます」と笑顔で発表。会場から拍手が上がるなか、石井監督は「映画は、世界共通言語だと思います。世界中の方に見ていただけるのは本当にうれしいし、どんなふうに感じられるのかが興味あります」と力強く語った。最後に、全員で七夕の笹にそれぞれ願い事を書いた短冊を飾り、笑顔で舞台挨拶は幕を閉じた。【取材・文/山崎伸子】