スマホやタブレットで漫画をダウンロードして読むかたは、多いのではないでしょうか。先日、それにあたってとても興味深いニュースを見つけたので、紹介させていただきます。

やみくもな「アニメや漫画の禁止」は子どもの国語力を低下させる!?

「ダーリンは外国人」という本で、「日本人はどうして漫画を読むの?」「子供っぽい」というような質問を受けることがあるという話がありました。あまり好意的ではないニュアンスで質問をされることが多かったようです。確かに、小説などと比べると文章量は少ないので、ここが「国語力が落ちる」と思われやすい部分かもしれません。

ただ、興味深いことに、外国のかたの中には「漫画によって漢字を覚えた」という人も意外と多いのだそうです。

これについては【ダーリンは外国人】の中で詳しく紹介されていたので、詳細についてはそちらをごらんになっていただければと思いますが、なんとなく納得できる部分ではありますよね。

以前紹介させていただいた英語の学習アプリにもありましたが、とりあえず流して読む、慣れるということは、語学において意外と効果的なものなのだそうです。

漫画は絵があるからこそ、文章がわからなくてもなんとなくストーリーを理解しやすいんですよね。それに、漢字にルビがふってありますから、自然と読みかたも覚えることができます。また、絵があることで意味を理解しやすい部分もあるのではないでしょうか。

もちろん、内容によっては子供に見せたくないものもあるとは思います。

残酷な話を読んだから残酷な人になるという極論には賛成できませんが、一理はあるような気もします。とはいえ、「立派な人になってほしいからこれを読め」と言われても、果たしてそれを楽しく読めるかと言えばまた別な話だとも思います。

人間は無理に禁止されると逆に興味を示してしまうという脳構造を持っているのだそうです。(「脳には妙なクセがある」池谷祐二 著より)

それを考えると、むやみやたらと「漫画はダメ」と頭から否定してしまうのはあまり得策ではないかもしれません。漢字を覚えるのに効果的であるなど、漫画にはよいところもあるのですから、そこを踏まえた上でうまくいかしていくのがよいのではないでしょうか。

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【参考】

http://wooris.jp/archives/22501

(ライター:ぬこ