プチバンを購入したきっかけを質問

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スライドドアや室内の広さなど、ミニバンの要素を持つコンパクトカーが各メーカーから投入されている。2013年5月の新車販売台数(自販連・全軽自協調べ)のトップ10に、ホンダ「N BOX」やダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」の3車種がランクインするなど好調だ。

イード(東京・中野区)は、コンパクトカー(登録車)と軽自動車が混在するこのカテゴリーの車を「プチバン」と位置づけ、ヒットの要因を調べる「"プチバン"保有者1000 名調査」を実施した。

保険と税制の見直しが6割以上に影響

プチバンを購入したきっかけを質問(複数回答)すると、全体では1位「運転が楽な車が欲しくなった」15.5%、同率2位で「子供が生まれる(生まれた)」14.4%、「実際に試乗してみて気に入ったから」14.4%と並んだ。

年代別では、20代は「子供が生まれる(生まれた)」27.0%、「移動に車が必要になる(なった)」20.5%、「結婚する(した)」17.5%、「就職する(した)・仕事が変わる(変わった)」9.0%が上位に。30代は「子供が生まれる(生まれた)」29.5%、60代は「運転が楽な車が欲しくなった」26%、「仕事を定年退職する(した)」11.0%といった項目が高かった。購入のきっかけには、ライフステージの変化(「就職」「結婚」「出産」「定年」)が影響している形だ。

また、購入時の主な使用目的をたずねると、全体では普段使いを重視する傾向(普段使い39.3%、やや普段使い20.7%の計60%)が強かった。ただ、軽自動車とコンパクトカー(登録車)を比較すると、軽自動車は「普段使い」が46.8%と高いのに比べ、コンパクトカーは普段使いだけでなく、「両方」31.6%、「レジャー使い」16.2%と、レジャー使いも重視する傾向がうかがえた。

調査ではさらに、自賠責保険料の引き上げにより、軽自動車と登録車の保険料の差が縮まる事や、日本のTPP参加によって軽自動車の税制優遇を見直す動きがあることについて質問した。これらが購入意向に対して、「非常に影響する」15.0%、「影響する」48.5%と答えた人が全体の6 割以上という結果となり、軽自動車保有者では「非常に影響する」が21.6%、「影響する」が50.6%と、7割以上だった。

調査は、2013年5月21日〜31日に20〜60代男女の「プチバン」保有者1000人を対象に実施。「プチバン」対象車種は、登録車からは、トヨタ「スペイド」、「ポルテ」、ホンダ「フリードスパイク」、「フリードスパイクハイブリッド」、スズキ「ソリオ」、三菱「デリカD:2」。軽自動車では、ホンダ「N BOX」、ダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」、「パレット」、日産「ルークス」、「オッティ」、三菱「ekワゴン」、マツダ「フレアワゴン」を選定。