嫌韓デモに反対団体が立ちふさがる 韓国メディア「日本の良心」

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「帰れ!」「帰れ!」「帰れ!」

在日韓国・朝鮮人の排斥を掲げるグループが6月30日、コリアンタウンがある東京・新大久保でデモ行進を行った。しかし、反対する団体が行く手を阻み、以前のように新大久保を闊歩することはできなかった。

この日行われたデモについて、韓国のメディアも大きな関心を示した。韓国のSBS放送は、デモ行進が始まる前から反対派の人々が集まり、帰れコールを響かせていたと、記事『“帰れ”嫌韓デモ、現場で光った日本の良心』(6月30日付)で紹介した。

デモに反対する勢力はデモ隊の勢いを圧倒するほどだったという。ヘイトスピーチ(憎悪発言)を繰り返すデモ隊と反対する団体、警察が入り乱れる状態になり、辺りは騒然となった。デモ隊は新大久保の周辺を少しずつ進んだが、反対派の勢いに押されて中心街に入ることはできなかった。

SBSは、「良心的な日本人が集会禁止を求める請願書を出したり、弁護士150人がデモを主催する会員を暴力容疑で告訴するなど、嫌韓デモに対する反対世論は大きくなっている」と説明。警察は今回のデモ開催にあたり進路変更を条件とさせるなど、デモ反対の動きを受けて警察も動きだしていると伝えた。

・参照:SBS

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