ベンチで見つめ合うクロエとコラン

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小説家やミュージシャンとして1950年代に活躍したフランスの伝説的なマルチアーティスト、ボリス・ビアンの代表作「L’Ecume des jours」を、ミシェル・ゴンドリー監督が映画化した作品の邦題が「ムード・インディゴ うたかたの日々」となり、公開日が10月5日に決定。物語の中心となるカップル、コランとクロエの新たな場面写真がお披露目された。

裕福で働かずにパリで自由に生きていたコランは、無垢な魂を持つクロエと恋におちる。友人たちに祝福されて盛大な結婚式を挙げた二人は、愛と刺激に満ちた幸せな日々を送っていた。ところがある日、クロエが肺の中に睡蓮が芽吹くという奇妙な病におかされる。高額な治療費のために働き始めたコランだが、クロエは日に日に衰弱し、コランだけでなく友人たちの人生も狂い始める。コランをロマン・デュリス、クロエをオドレイ・トトゥが演じる。

46年に発表された原作は“永遠の青春小説”として若者に熱狂的な支持を受け、フランスでは400万部を超える大ミリオンセラーとして現在も読み継がれている。また、日本では岡崎京子が漫画化、2011年には新訳が出版された。

このほど公開された場面写真は、グレーのスーツ姿のコランとからし色のワンピースを着たクロエが、ベンチで見つめ合う一コマ。映画では、ピュアで切ないラブストーリーを幻想的な世界観で描き上げるゴンドリーが、カクテルを作るピアノ、恋人たちを運ぶ雲など、原作の独創的なイメージを見事に映像化している。

「ムード・インディゴ うたかたの日々」は10月5日から新宿バルト9、シネマライズほか全国で公開。

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