米ウォルト・ディズニーとソニー・ピクチャーズが、韓国で新作映画のプレミアム・オンデマンドを試験的に始めたと、Deadlineが報じた。

ホームビデオの売り上げが減少するなか、ハリウッドの映画スタジオは収益機会を増やすためにオンデマンド配信に着目している。セールスが期待できるのは、劇場公開から間もない新作に特別料金を上乗せして先行配信する、いわゆるプレミアム・オンデマンドだ。

2011年に、ユニバーサルはアクションコメディの「ペントハウス」を、劇場公開の3週間後に配信しようとしたものの、観客動員に響くと主張する興行側の激しい抵抗にあい撤回した経緯がある。しかし、スタジオ側はプレミアム・オンデマンドをあきらめておらず、現在は韓国で実験を行っているという。

ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、ソニーは「ジャンゴ 繋がれざる者」を劇場公開3週間後にオンラインとケーブルで配信開始。また、ディズニーもCGアニメ映画「シュガー・ラッシュ」を公開の5週間後、「メリダとおそろしの森」は4週間後に配信を開始している。この結果次第では、他国にもプレミアム・オンデマンドが波及する可能性が出てきた。

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