a

写真拡大

ゲームをしながらチャットを楽しむ、そんなソーシャルゲームが増えていますね。(株)矢野経済研究所の「ソーシャルゲーム市場に関する調査結果 2012」によると、2013年度のソーシャルゲーム国内市場規模は前年度比110%の4256億円になると予測しています。

スマホの普及拡大に伴い、今までやったことがなかった人も参加する機会が増えるのではないでしょうか。

かくいう私も、普段はゲームをほとんどやりません。しかし友だちに誘われて、ソーシャルゲームを約1か月体験しました。そこで見たNGな書き込みをもとに、ゲームチャットを楽しむためのマナーを考えてみたいと思います。

こんなのは嫌だ!NGな書き込み

■かまってちゃん?常に誉めてほしい系

みんなに「すごいね」と言われたいがための発言が多い人は、ちょっと面倒ですね。

「○位になっちゃった」「○○ゲットしちゃった」「○○に勝っちゃった」など、ゲーム系のチャットではよくある会話だと思います。最初のうちは「すごいね」「おめでとう」という書き込みが連なりますが、これもあまりにも頻繁だと「またか…」という空気が流れ、誰も反応してくれなくなるかも。

みんなの反応が少なくなってきたな、と感じたら、この手の発言はちょっと控えた方がいいかもしれません。

■いたわりのない自慢話系

ガチャなどで入手できるレアアイテムなど、欲しいけれどなかなか手に入らないという人の会話のあとに「それ○個もってる」「狙ってないけど出ちゃった」などといった書き込み。チャットでも相手へのいたわりのない発言はNGです。

■1対1の会話をする系

グループチャットで毎回2人きりの会話をしている人がいてちょっと驚きました。1対1の会話は2人のチャットで行い、できればグループチャットはみんなが会話に参加できるような書き込みがいいですね。

■掲示板などに書かれたことを読まずに何でも質問する系

チャットでわからないことを聞くのは全く問題ないのですが、掲示板などに書かれていることを度々聞くなどといった質問は答える方も「ちゃんと見てくれ」という気持ちが次第に強くなります。グループに掲示板などがあったら、まずは一読してから質問するのがいいでしょう。

体験して感じたのは、ネット上のつながりも、リアルなつながりとさほどかわらない、ということ。1か月もすると、会話から見えない相手の性格が徐々に想像できるのが面白いです。あくあまでも強くなることだけを目的としてゲームをやっている人もいますが、人とのつながりを求めてソーシャルゲームを始めた人も少なくないようです。

ネットでのつながりでも、マナーは大切です。たとえば、挨拶をきちんとする、相手を気遣うなどといった人は、好印象です。それに対して、嫌われるのは自己中心的な人、空気を読めない人でしょうか。相手の顔が見えなくても、現実社会と何ら変わりないのかもしれません。

<ソーシャルゲームとは?>

ソーシャルゲームとはSNS上に展開されるオンラインゲームで、ゲームソフトを必要とせず、アカウントを登録するだけで始められるゲーム。単にゲームを楽しめるだけではなく、グループで協力して何かをやり遂げるものがあると連帯感が生まれ、単なるチャットよりも仲良くなれるというところが楽しいところです。逆に、ゲームが介在しているので、ランキングが気になり、強くなるためのアイテムなどを入手するために散財してしまう危険性があります。

【関連記事】

「警告!“歩きスマホ”は命を落とす危険性が…。絶対避けたい危険スポットTOP3

「LINEのアカウント乗っ取られ注意!たった15秒でパスワードが盗まれちゃう!?」

「意外な落とし穴にご注意、Tカードから個人情報が盗まれているかも?」

【参考資料】

ソーシャルゲーム市場に関する調査結果(矢野経済研究所)

(ライター:栗山佳子