リチャード・マシスン氏写真:Photofest/アフロ

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「アイ・アム・レジェンド」の原作者として知られる米作家・脚本家のリチャード・マシスン氏が6月23日、米ロサンゼルスで死去した。87歳だった。死因その他の詳細は公表されていない。

マシスン氏は1926年2月20日、米ニュージャージー州生まれ。50年にSF短編小説「モンスター誕生(男と女から生まれたもの)」で作家デビューし、SFやファンタジー、ホラーなど多彩なジャンルの作品を発表した。

映画との関係も深く、原作と脚本を手がけた作品に「縮みゆく人間」(57)、スティーブン・スピルバーグ監督作「激突!」(71)、「ヘルハウス」(73)、「ある日どこかで」(80)などがある。また、ロジャー・コーマン監督がエドガー・アラン・ポーの原作を映画化した「アッシャー家の惨劇」「恐怖の振子」「黒猫の怨霊」、テレビシリーズ「トワイライト・ゾーン」の脚本家としても知られる。

54年のSF長編「I Am Legend(原題)」は、64年のビンセント・プライス主演「地球最後の男」、71年のチャールトン・ヘストン主演「地球最後の男 オメガマン」、07年のウィル・スミス主演「アイ・アム・レジェンド」と3度映画化されている。その他の映画化作品に「リアル・スティール」「運命のボタン」「奇蹟の輝き」など。

なおマシスン氏は、6月26日(現地時間)に開催される、SF、ホラー&ファンタジー映画アカデミー(Academy of Science Fiction, Horror and Fantasy Films)主催のジャンル映画の祭典「サターン・アワード」にてビジョナリー賞(特別賞)を授与される予定だった。同アワード事務局は、今年で39回目となる同授賞式をマシスン氏に捧げることを表明している。

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