「家で夜中に何本も見るのが至福のとき」と語るほどの“映画好き”

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インドネシアの世界遺産を舞台に、ミッキー・ローク(「エクスペンダブルズ」)とケラン・ラッツ(「トワイライト」シリーズ)が“男と男の戦い”を繰り広げるノンストップクライムアクション「パーフェクト・ヒート」について、応援団長に就任したプロレスラーの長州力に聞いた。

1974年のプロデビューから早39年。“プロレス一筋”のイメージが強い長州力だが、実は「母親の影響で子どもの頃から」という無類の映画好き。近年は、映画関連イベントにゲスト出演したほか、TSUTAYAが刊行した「シネマハンドブック 2012」で、映画ファンもうなる10作品のリコメンドまでを行なっているほど。今回はその映画愛と“戦う男”のイメージから、同作の応援団長就任となった。

そんな長州が、「ミッキー・ロークが群衆の中でマシンガンをぶっ放して、世界遺産のボロブドゥール遺跡で銃撃戦を繰り広げる。あそこのインパクトは良かったですね」と「パーフェクト・ヒート」の見どころを語る。同作でのロークは、王女の死亡と国宝の行方をめぐって暗躍する、極悪非道の男マリク役。「とにかく画面に出てくるだけで、“コイツはベビー・フェイス(善玉)じゃないな”っていうのが分かる。一度どん底を見た男という雰囲気ですね。『レスラー』の時にね、すごくいい俳優だなって思ったんです」と、そのふてぶてしさと存在感は長州も認めるところだ。

そのマリクを追うジェイク(ラッツ)に、現地警察官のハシムが成り行き上協力していくことになるのだが、長州は「舞台がインドネシアで、警官はイスラム教徒じゃないですか。主人公は白人のアメリカ人で。宗教や人種が違っても、解り合える、分かち合えるっていうメッセージがあるんじゃないですかね。何かを解決するためには、お互いをきっと理解し合えるというね」と指摘する。

こうした、人種や国境を越えた“自分たちと同じだ”という実感を、長州は「旧・ソビエト連邦で感じたことがある」と明かす。「現地に行く前は、共産主義ですから“みんな平等の社会”なんだと身構えていたわけですよ。ところが実際は貧富の差があって、力のある人なら欲しいものは何でも買えてしまうんです。この違いはいったい何なんだ!? と思ったのと同時に、求めるもの、欲望はどこに行っても同じだと感じたんです」。

そして、「ブラジルが舞台ならカポエラが登場するように、この作品では(『ザ・レイド』でも登場した東南アジアの格闘技)シラット。その国の特色を交えてくるのも感心しましたね」とアクションにも注目する。

レニー・ハーリン監督の最新作「ヘラクレス 3D(原題)」の主役にも抜擢された注目俳優、主演のケラン・ラッツについても「気になりましたね、これからいい映画にたくさん主演していくんじゃないかな」と高評価。「ミッキー・ロークは出ているし、主役のケラン・ラッツもかっこいい。アクション映画好きな人には、必ず響くはずです。暑い夏も吹っ飛ばして、スカッとするでしょうしね」とエールを送った。

「パーフェクト・ヒート」は、6月26日よりTSUTAYAにて独占レンタル開始(セル版は7月26日発売開始)。

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